アハハハハ、もうだめ、ヒイー！！

本家日記でも書きましたが、花組男役の瀬奈じゅん(＝あさこちゃん)がエリザベートをやるそうで・・・・！！(悶笑)

もう、もう私、もーダメ、ほんと笑いが止まらない・・・・！
ぶっちゃけ「ここまでくるか！」って感じです。
参った。
本当に、最初エリザを月組でって話を聞いた時不安でいっぱいでしたが、考え直してみればさえちゃんってビジュアル的にカンペキなんですよね。
ビジュアルは申し分ない。
歌も前例がある。
ダンスは普通ですし芝居も色気が出せるひとですからあってるのではないかと・・・・。
そもそも新人公演で主役を張った以上、ある意味で非常にやりやすく、またある意味では非常にやりにくい役ではないかと思っていました。
でもそれで・・・・その相手役のエリザに・・・・・男役っていうのは・・・・・・！(悶笑)
ほんとにもう、劇団の正気を失うっていうか、アハハ、ほんとに楽しそうなミュージカルになりそうですね！！
あああああ楽しみだ。
ほんとに、これまでにないよ・・・・！

でも本家の日記で書いたように、この笑いとは別に、正直これじゃトップ娘役とトップ男役の意味がないと思ったのも事実です。
ドラマシティ公演じゃない。バウでもない。
ということはいつもの公演。そして本家宝塚である大劇場公演しかないわけです。
ドラマシティやバウでは、大劇場とは違うヒロインを楽しんだり次代のトップを担うようなスターさんを見る楽しみがあった。
劇の主役が入れ替わることで味わえる新鮮さとか、そういうのが面白いということもありましたし、ほんとにそういうこと一つひとつが経験になって、トップになった時に引出しとしてじんわり味を利かせてくれる要素になるんだと思います。
でも大劇場でやる演目はトップスターとトップ娘役の芝居が前提だったはずです。
根本的に話が違う。
しかも今回、男と男の話、というようなトップ娘役が不要なミュージカルでは絶対にない。
それなのにここで男役、しかも生粋の、男らしさで人気があるようなあさこちゃんを持ってくるっていう人事が・・・・。
つーかエリザは違うだろう。
今こそ上手い実力派の娘役が必要な役どころだろう(笑)
つーか彼女の「スカーレット」、ぶっちゃけアレは役柄が男らしかったからよかったわけで・・・・。
うーん、エリザベートとは明らかに毛色が違うし、あさこちゃんのエリザなら絶対神経衰弱にならないような気がするのは私の気のせいですか(笑)
しかもさえちゃんの後任の娘役はいまだ発表されない始末。
きっちりとした相手役もないまま公演に望むトップスターなんて聞いたことがありません。
何よりトップ娘役とのカップルじゃないっていうのが一番気に食わないというか、えみくらちゃんとのカップルに純粋かつ生粋の「宝塚のカップル」を感じてしまった私にとっては酷過ぎるというか・・・・・私のこの感情を一体どこへもっていけというのか・・・・。
そして伝統は一体どこいったんだ。
それをブチ破ってまで演じる価値が一体どこにあるのか、その辺は非常に疑問ですし不満です。
劇団の厚遇というなら、これはとんでもないと思う。
正直ひどいと思います。
初日に、舞台で一人起き上がったさえちゃんを見て、どれだけファンが号泣していたかを見なかった劇団側ではないはずです。
どれだけ喜んでいたか、どれだけ感動し、オペラグラスに目を当てながら涙を拭っていたか。
初日のワンシーン、ただトップスターとしてスポットライトを浴びた。それだけで涙を零してまで観劇しているひとが確かにいるわけです。それほどまで心をこめて応援しているひとを劇団側がどう思っているのか根本的なところから疑問です。
あの涙、拍手を裏切っているように思うのは私だけなのでしょうか。
あさこちゃんが似合わないとかじゃない。
さえちゃんが似合わないとかでもない。
似合うとか出来るとかそういう問題ではないように思います。
これはもう役者側の責任を遙かに通り越しています。
私は何度でも言いますが、さえちゃんを押しています。
押していますし、思いっきり贔屓します。
もういい。誰がなんと言おうが私は絶対に好きなんだ。
トップになる前は色々思いもしましたが、あの芝居を見た以上は心から応援しますし、それだけ活躍もしてほしい。
平坦ではないにしろ、出来うる限り幸せな道を歩んでいってほしい。
劇団の人事の犠牲になって消えていくなんてほんとにとんでもない。
絶対にごめんです。
ほんと勘弁して欲しい。
いろいろありえないんだよ！しっかりしてくれよ！！＞劇団

まあ仕方ないのかもしれませんが・・・・しれませんが・・・・・

来年月組公演をとりあえず楽しみにしています。

たぶん色々な意味で素晴らしいミュージカルになること請け合いです(笑)
とにかく万難を排して挑んでくれることを期待します。
つーか劇団！お前が頑張れ！
頼むよ！！