Billy Elliot
2007年8月25日 その他舞台関係 コメント (1)超ご無沙汰しております。
皆様お元気でしょうか。
久々に「これは!」と思える作品に出会ったので、是非この感動を永久保存!と思いまして、こちらの日記へやってきた次第です。
幾多の苦難を乗り越えてイギリスへ行ってきたのですけど、もうイギリスのミュージカルってワンダフル!素晴らしいの連続でした。
もちろん全てのミュージカルが素晴らしかったのですけど、何が一番良かったって
「Billy Elliot」
です。
映画「リトルダンサー」の舞台版なのですが、これはやばい、ほんとにやばい。
12〜15歳くらいの声変わり前の少年達が踊りまくり歌いまくるという最高のミュージカル。
ちなみに公開された年のローレンス・オリビエ賞を総なめにしたミュージカルです。
しかも皆「とっても」という言葉を百万回つけたいくらい上手い!
まさしくBESTでした。
1幕最後のダンスと2幕に「貴方は踊る時、何を感じますか」という問いかけに応えた歌とダンスはもう圧巻。
「説明できない、突然燃え上がったみたいな・・・まるで身体中を電流が走ったみたいな、鳥になって高く飛んでいくような気持ちになるんです。解放されたみたいに――自由に!」といった感じの歌を、あどけない声の少年達が歌う歌う。
それがもう、本当に可愛らしくていじらしいのです。
しかもタップもモダンもジャズもバレエもオッケーなビリーが、その説明できない気持ちを踊りで表現するのですが、これがもうもう本当に素晴らしかった!
もう私、超号泣。
ちなみに今現在ビリー役の少年は4人いますが、私を超号泣させてくれたビリー役はCorey君です。
(*愛の天使としか思えない可愛さです)
たとえ辞めさせられたとしても抑えられない、バレエに対する熱、バレエに対する愛、そして才能を遺憾なく発揮してくれるので、「この子には未来がある」「スターになる」と皆が一生懸命になってしまうのも思わず納得。
「なんとかしてあげたい!」と否応無に感じてしまうのです。
ストライキ真っ最中の炭鉱が舞台の、決して派手ではなかった映画からのミュージカル。
他にも「彼はスターになる」と歌って、ストライキの仲間達を裏切って仕事に行く(バレエ学校に通わせるお金を作るため)父親の姿がまた泣けます。
他にも女装趣味の親友マイケルやバレエ教師、そしてバレエを習う女の子達・・・とにかく皆素晴らしいミュージカルでした。
こんなの見せられたら、日本のどんなミュージカル見たって色あせて見えちゃうよ!(というくらい感動した)
最後は可愛らしく女性はチュチュ、男性はそれぞれの服にチュチュをつけて登場し、ビリーの男の子もチュチュをつけ、タップを踏み、ラインダンスをやり、とにかく踊りまくります。
いや〜、こんな充実したミュージカルは久し振り!
とにかく大感動してしまったミュージカルでした。
しかも3回見たうち一人が黒人の男の子で、人種を超えた素晴らしい演技にこちらも感動。
是非全員コンプリートしたい〜!
また観たい〜!
と思わせてくれたミュージカルでした。
今、これと「Mary Poppins」のCDを繰り返して聴いています。
電車の中でも聞きたいし、やっぱりi podを買おうかしら〜と思ってしまいました。
他、レ・ミゼ、オペラ座、ライオンキング等、ありえないほどすばらしかったです。
そして感じたこと。
日本にはスターが少なすぎる!
同じ人が色んな役を何度もやるのは素晴らしいことですし嬉しいですが、やっぱりたくさんの人に活躍してもらったほうが、よりよい作品に繋がるのかな〜と思ったりしました。
なんていうか舞台もすごかったけど劇場もすごかったですよ。
そして最後にもう一つ。
イギリスの素晴らしい点、それは
子供のお行儀が非常に良かったこと
です。
バカ親が多い日本の今日この頃、最低限のしつけはやっぱり必要だなあと改めて感じさせてくれました。
劇場はもちろんですけど、普段のしつけからしてもう違うよ。
劇場だって一度赤ちゃんが泣いてしまった以外、本当に皆お行儀よく良い子にしていました。
こういう躾けの差がやはり将来出てしまうんだろうなあ・・・と思います。
あ〜本当に楽しかった!
また是非是非行きたいです。
皆様お元気でしょうか。
久々に「これは!」と思える作品に出会ったので、是非この感動を永久保存!と思いまして、こちらの日記へやってきた次第です。
幾多の苦難を乗り越えてイギリスへ行ってきたのですけど、もうイギリスのミュージカルってワンダフル!素晴らしいの連続でした。
もちろん全てのミュージカルが素晴らしかったのですけど、何が一番良かったって
「Billy Elliot」
です。
映画「リトルダンサー」の舞台版なのですが、これはやばい、ほんとにやばい。
12〜15歳くらいの声変わり前の少年達が踊りまくり歌いまくるという最高のミュージカル。
ちなみに公開された年のローレンス・オリビエ賞を総なめにしたミュージカルです。
しかも皆「とっても」という言葉を百万回つけたいくらい上手い!
まさしくBESTでした。
1幕最後のダンスと2幕に「貴方は踊る時、何を感じますか」という問いかけに応えた歌とダンスはもう圧巻。
「説明できない、突然燃え上がったみたいな・・・まるで身体中を電流が走ったみたいな、鳥になって高く飛んでいくような気持ちになるんです。解放されたみたいに――自由に!」といった感じの歌を、あどけない声の少年達が歌う歌う。
それがもう、本当に可愛らしくていじらしいのです。
しかもタップもモダンもジャズもバレエもオッケーなビリーが、その説明できない気持ちを踊りで表現するのですが、これがもうもう本当に素晴らしかった!
もう私、超号泣。
ちなみに今現在ビリー役の少年は4人いますが、私を超号泣させてくれたビリー役はCorey君です。
(*愛の天使としか思えない可愛さです)
たとえ辞めさせられたとしても抑えられない、バレエに対する熱、バレエに対する愛、そして才能を遺憾なく発揮してくれるので、「この子には未来がある」「スターになる」と皆が一生懸命になってしまうのも思わず納得。
「なんとかしてあげたい!」と否応無に感じてしまうのです。
ストライキ真っ最中の炭鉱が舞台の、決して派手ではなかった映画からのミュージカル。
他にも「彼はスターになる」と歌って、ストライキの仲間達を裏切って仕事に行く(バレエ学校に通わせるお金を作るため)父親の姿がまた泣けます。
他にも女装趣味の親友マイケルやバレエ教師、そしてバレエを習う女の子達・・・とにかく皆素晴らしいミュージカルでした。
こんなの見せられたら、日本のどんなミュージカル見たって色あせて見えちゃうよ!(というくらい感動した)
最後は可愛らしく女性はチュチュ、男性はそれぞれの服にチュチュをつけて登場し、ビリーの男の子もチュチュをつけ、タップを踏み、ラインダンスをやり、とにかく踊りまくります。
いや〜、こんな充実したミュージカルは久し振り!
とにかく大感動してしまったミュージカルでした。
しかも3回見たうち一人が黒人の男の子で、人種を超えた素晴らしい演技にこちらも感動。
是非全員コンプリートしたい〜!
また観たい〜!
と思わせてくれたミュージカルでした。
今、これと「Mary Poppins」のCDを繰り返して聴いています。
電車の中でも聞きたいし、やっぱりi podを買おうかしら〜と思ってしまいました。
他、レ・ミゼ、オペラ座、ライオンキング等、ありえないほどすばらしかったです。
そして感じたこと。
日本にはスターが少なすぎる!
同じ人が色んな役を何度もやるのは素晴らしいことですし嬉しいですが、やっぱりたくさんの人に活躍してもらったほうが、よりよい作品に繋がるのかな〜と思ったりしました。
なんていうか舞台もすごかったけど劇場もすごかったですよ。
そして最後にもう一つ。
イギリスの素晴らしい点、それは
子供のお行儀が非常に良かったこと
です。
バカ親が多い日本の今日この頃、最低限のしつけはやっぱり必要だなあと改めて感じさせてくれました。
劇場はもちろんですけど、普段のしつけからしてもう違うよ。
劇場だって一度赤ちゃんが泣いてしまった以外、本当に皆お行儀よく良い子にしていました。
こういう躾けの差がやはり将来出てしまうんだろうなあ・・・と思います。
あ〜本当に楽しかった!
また是非是非行きたいです。
マリー・アントワネット
2007年2月14日 その他舞台関係巷では超不評だったという東宝完全新作ミュージカル「マリー・アントワネット」、私も(最早去年の話ですが)観に行くことができました。
内容としてはアレな部分もありつつ、心の琴線に触れるといいますか、ふとしたところで何かが私の心に触れる感じで・・・。
しかも私の(おそらく)一番綺麗な部分に触れるため、途中涙が止まりませんでした。
そういった意味では、普遍的なものも盛り込んだ佳作だったのではないかと思います。
・「マリー・アントワネット」
涼風真世さんことカナメさんのマリーがまばゆいまでに美しく、時に可愛らしく、そして残酷で傲慢な面もある。こういうところがあったのかもしれないなあと感じさせられました。
話としてはフランス革命のお話そのままですが、藤沢周平原作をモチーフにしていることもあって同じイニシャル(M・A)であるマルグリット・アルノーの人生も平行して描かれます。
しかしどちらかというとこのマルグリットに重点が置かれ、「マリー・アントワネット」というタイトルながら、タイトルロールのアントワネットの人生そのものは薄くなってしまったように思いました。
ただ、それを感じさせないカナメさんの演技力には脱帽の一言。
最後の最後、断頭台に向かう際、膝をついたアントワネットに、マルグリットが手を差し出します。
彼女を助け起こそうとするように。
それとも、かつて手を差し出しながらシャンパンを浴びせた彼女への復讐のように?
緊張に満ちた一瞬の後、アントワネットが静かに微笑み、「ありがとう」と言って自分で立ち上がり、そっとマルグリットの手をとるのです。
それは助け起こすのではなく、握手のような形で、その瞬間パアア〜!と発光したようなアントワネットのまばゆさに、本気で圧倒されました。
彼女の人間的な成長、彼女自身が持っていた気高さや誇り高さ、人間としての矜持がたった一瞬で舞台全体を覆いつくした、あの演出には度肝を抜かれると同時にひどく感動しました。たった一瞬の仕草だったにも関わらず(笑)
フェルゼンが「わかっていた、常にあなたは王妃だった」と呻くのもわかる、そんな不可思議なほどのまばゆさに満ちていたのです。
その外適材適所のスタッフとキャストが揃っていましたが、なかでもヨッシーこと井上芳雄君のフェルゼンの素晴らしいこと、尋常ではありませんでした(笑)
最後会いにきてくれたときは泣いたよ。
来るだろうなーとは思ってましたが、涙がゴワー!と溢れたのは、ただただ誠実に、かけねなしにアントワネットを愛しきった彼の全てにあったと思います。
あの声で、あのスタイルで、あの笑顔で、切羽詰った明日もわからない状況の中、「愛しい方!」と駆け寄られ、口づけられ、抱きしめられてごらんなさい(笑)
彼女に裏切られ、雄たけびのように泣き咽んだ後、「わかっていた、あなたは常に王妃だった。けれどもそれでも愛していた」とか歌われてごらんなさい。
「愛しいひとよ、何故あなたは王妃なのか」と歌われてごらんなさい・・・!
だって「愛しいひと」ですよ!
しかもこの二人の関係は、常にマリーが差し出す手をフェルゼンが時に激しく、時に恭しく、そして常にいつくしみと愛に溢れた仕草と表情で取ることに現れているのです。
も〜ほんとに素敵だった。
「もしもあなたと生きられたなら・・・」と夢見るように歌っていた青年が「叶わぬ夢がこの胸で叫ぶ」と搾り出すように歌う姿に心底胸打たれました。
他も「もしも鍛冶屋なら」と平凡でありきたりなのに決して叶わない夢を歌うルイ16世役の石川禅さんなど、素晴らしかったです。
正直カリオストロはいらなかったかもしれないと思いましたが・・・だって山ピョンはいるだけで存在感がありすぎるのですよ・・・。彼の類稀な存在感が、今回に限り場を切ってしまっていたかもしれないなあと思いました。
ただあの美声は健在で、そちらは非常に嬉しく思いました。
本当はもう一度くらい行きたいのですけど、時間的に無理そうです。あーでも行きたい!
そして舞台写真満載らしいプログラム第二段がほしい・・・!私のは第一弾のものなのです。
誰か買ってきてくれないものかしら・・・!と思っていたら、あっという間に公演が終わってしまった印象です。
CDはもちろん買います。
ただフェルゼンがヨッシーのときにもう一度観たいかな・・・という感じで。
私は好きな作品でした!
内容としてはアレな部分もありつつ、心の琴線に触れるといいますか、ふとしたところで何かが私の心に触れる感じで・・・。
しかも私の(おそらく)一番綺麗な部分に触れるため、途中涙が止まりませんでした。
そういった意味では、普遍的なものも盛り込んだ佳作だったのではないかと思います。
・「マリー・アントワネット」
涼風真世さんことカナメさんのマリーがまばゆいまでに美しく、時に可愛らしく、そして残酷で傲慢な面もある。こういうところがあったのかもしれないなあと感じさせられました。
話としてはフランス革命のお話そのままですが、藤沢周平原作をモチーフにしていることもあって同じイニシャル(M・A)であるマルグリット・アルノーの人生も平行して描かれます。
しかしどちらかというとこのマルグリットに重点が置かれ、「マリー・アントワネット」というタイトルながら、タイトルロールのアントワネットの人生そのものは薄くなってしまったように思いました。
ただ、それを感じさせないカナメさんの演技力には脱帽の一言。
最後の最後、断頭台に向かう際、膝をついたアントワネットに、マルグリットが手を差し出します。
彼女を助け起こそうとするように。
それとも、かつて手を差し出しながらシャンパンを浴びせた彼女への復讐のように?
緊張に満ちた一瞬の後、アントワネットが静かに微笑み、「ありがとう」と言って自分で立ち上がり、そっとマルグリットの手をとるのです。
それは助け起こすのではなく、握手のような形で、その瞬間パアア〜!と発光したようなアントワネットのまばゆさに、本気で圧倒されました。
彼女の人間的な成長、彼女自身が持っていた気高さや誇り高さ、人間としての矜持がたった一瞬で舞台全体を覆いつくした、あの演出には度肝を抜かれると同時にひどく感動しました。たった一瞬の仕草だったにも関わらず(笑)
フェルゼンが「わかっていた、常にあなたは王妃だった」と呻くのもわかる、そんな不可思議なほどのまばゆさに満ちていたのです。
その外適材適所のスタッフとキャストが揃っていましたが、なかでもヨッシーこと井上芳雄君のフェルゼンの素晴らしいこと、尋常ではありませんでした(笑)
最後会いにきてくれたときは泣いたよ。
来るだろうなーとは思ってましたが、涙がゴワー!と溢れたのは、ただただ誠実に、かけねなしにアントワネットを愛しきった彼の全てにあったと思います。
あの声で、あのスタイルで、あの笑顔で、切羽詰った明日もわからない状況の中、「愛しい方!」と駆け寄られ、口づけられ、抱きしめられてごらんなさい(笑)
彼女に裏切られ、雄たけびのように泣き咽んだ後、「わかっていた、あなたは常に王妃だった。けれどもそれでも愛していた」とか歌われてごらんなさい。
「愛しいひとよ、何故あなたは王妃なのか」と歌われてごらんなさい・・・!
だって「愛しいひと」ですよ!
しかもこの二人の関係は、常にマリーが差し出す手をフェルゼンが時に激しく、時に恭しく、そして常にいつくしみと愛に溢れた仕草と表情で取ることに現れているのです。
も〜ほんとに素敵だった。
「もしもあなたと生きられたなら・・・」と夢見るように歌っていた青年が「叶わぬ夢がこの胸で叫ぶ」と搾り出すように歌う姿に心底胸打たれました。
他も「もしも鍛冶屋なら」と平凡でありきたりなのに決して叶わない夢を歌うルイ16世役の石川禅さんなど、素晴らしかったです。
正直カリオストロはいらなかったかもしれないと思いましたが・・・だって山ピョンはいるだけで存在感がありすぎるのですよ・・・。彼の類稀な存在感が、今回に限り場を切ってしまっていたかもしれないなあと思いました。
ただあの美声は健在で、そちらは非常に嬉しく思いました。
本当はもう一度くらい行きたいのですけど、時間的に無理そうです。あーでも行きたい!
そして舞台写真満載らしいプログラム第二段がほしい・・・!私のは第一弾のものなのです。
誰か買ってきてくれないものかしら・・・!と思っていたら、あっという間に公演が終わってしまった印象です。
CDはもちろん買います。
ただフェルゼンがヨッシーのときにもう一度観たいかな・・・という感じで。
私は好きな作品でした!
結末の彼方(@アンナ・カレーニナ)
2006年3月3日 その他舞台関係先日、ル・テアトルで「アンナ・カレーニナ」を観劇してきました。
話の流れとしてはあの大作をよくまとめたと思いますが、全体的な印象でいくとどうにもこうにもちぐはぐで、ぶつ切れになる箇所多数のウーンという話でした。
ストレートプレイに近いミュージカルでしょうか。
正直アンナの息子への気持ちばかりがクローズアップされてしまって、妻であることの執着と圧迫、恋に対する不安と喜びなど、要するに女であることの葛藤の部分が薄くなってしまったかなという感じがします。
アンナ・カレーニナが大作たる所以は、ひとの二面性やら越えられない壁やらをぎっちり書き込んだ点に集約されると思うのですが、あの流れだと息子恋しさに会いに行っても断られて傷心のあまりウッカリ電車に飛び込んじゃったーという感じで、それに至るまでの書き込みがあったらよりよかったかなと・・・。
結構「ここは重要ではないかしら」と思っていたところ(結構ありました)(ありすぎて書けない・・・)が抜かされていて、そういったところもこのドラマを散文的にしてしまった要因の一つかなと。
物語はよく恋をして、その恋が成就するまでに重点が置かれがちですが、このお話はその後、果ては最後まできっちり描かれている作品です。
恋をして、その恋が実る。
そこから愛になる。
でもそれが思ったほど上手くいかなかったり、愛するが故のすれ違いを生んで、互いを思うあまりにその溝がどんどん広がっていき、ついには埋められないほどのものになってしまう。
恋をしてそれが実れば終着点のようにも思えますが、実際は実らせるまでの時間の数倍、あるいは数十倍の時間を今後過ごしていかなければならない。
恋が実ったことで人生において一つの結末を迎えるとしても、その先にもまだずっと道が広がっているということ。
それをどう生きていくかということ。
様々な選択肢があり、様々な生き方があり、感情や地位や時間さえもが交錯してひとの人生を彩り、時に縛っていくこと。
本という非現実の世界にのめりこむことで感じる酩酊を、この「アンナ・カレーニナ」という作品に強く感じます。
しかも年齢差、階級差、培ってきたものの差など、人間として向き合うことの苦悩もあるわけで、その点非常にリアルに身に迫るような印象を受けるのがこのお話でした。
アンナという一人の女性の生き方は破滅的だったりもうどうしようもないなと思ったりすることもあるのですが、どうして魅力を感じずにはいられない。
そういう魅力的なものを意識的にも無意識にももっているひとだったのだと思います。
今回はそうした重厚感と、合間合間に入るコメディな部分がごちゃ混ぜになってしまって、きっちりと何を伝えたいのかが伝わらなかったのが残念でした。
リアルに表すのは難しいんじゃ・・・と思っていたのですが、絶妙に表現できていたところと、「やりすぎ」と思うようなところが半々。
でもアンナとヴロンスキーが蜜月にいる間、それを取り巻く人々に人々の好奇の目、噂、嘲りなどが表れていて、残酷でシュールだけどとても面白いなあと感じました。
アンナやヴロンスキーのひと言ひとことに反応して、ウンウン頷いたりズッこけたり、時には呆れかえり、嘲笑している。
怖い!と思うけど、本人が見ていないところでは案外そんなものだったりするよな〜と思うところも匂わせ、春風さんたら、もう・・・!(キュン)
カレーニンは相変わらず最高でした。
「お前が戻ってくるなら迎え入れよう」という台詞も、とっても良かった。
彼は妻であるアンナと数秒ほどテンポが違っていて、アンナが見て欲しいときに妻の方を見れない。けれど決して思いやりのない人間ではなくて、彼なりの最大限の言葉を必死に探して伝えようとするのだけど、今度は失望したアンナがそれを受け入れられない。
そういうすれ違いが絶妙かつ悲しく空しく、そしてどこかいとおしく、見ている私はキューンとしてしまいました。
私の「アンナ・カレーニナ」に対する解釈とはかなり違っている印象でしたが、やはり主演の一路さまとヴロンスキーのヨッシー(井上芳男君)は素晴らしくて、これだけでも見に来た甲斐があったなあと思ったり。
一幕はかなり退屈で、今日はヨッシーの軍服を見に来たのかと思うほど、目の醒めるような貴公子っぷりでした。
デビューからずっと、このひとは好きだなあと見るたびに思うのですけど、今回もとってもよかったです。
ただ、原作のヴロンスキーとはこう・・・・なんというか、無意識に傲慢な部分がなかったなあと。
これはこれで好感度抜群なのですが、もって生まれたもの故に知らず知らずの間に傲慢になってる部分とか、アンナとの確執やすれ違いや愛情みたいなものをもっと書き込んでたらより魅力的な人物として映ったのではないかと思います。
あとやはり、自分達のしていることを客観的に見るシーンが一切なかったのは、この役としてかなり痛かったなという印象を受けました。
でも超ステキだった・・・・!!
キティはちょっと、というかこれはかなりどうだと思いましたが、大奥で上様やってたとは思えないカツラヤマ(漢字が出ない)さんも歌が結構イケる感じで素敵でした。
もう一度原作を読み返したいなあと思う作品だったことは確かですし、この「アンナ〜」という作品に対する解釈は本当に人それぞれだと思うので、見ておいて損はない作品だと思います。
なんというか、私の貧弱な語彙では説明できないのが切ないのですが。
ただ原作を知らないと「アレ〜?」と思うところが多いかも・・・。
26日まで。ル・テアトル銀座にて。
話の流れとしてはあの大作をよくまとめたと思いますが、全体的な印象でいくとどうにもこうにもちぐはぐで、ぶつ切れになる箇所多数のウーンという話でした。
ストレートプレイに近いミュージカルでしょうか。
正直アンナの息子への気持ちばかりがクローズアップされてしまって、妻であることの執着と圧迫、恋に対する不安と喜びなど、要するに女であることの葛藤の部分が薄くなってしまったかなという感じがします。
アンナ・カレーニナが大作たる所以は、ひとの二面性やら越えられない壁やらをぎっちり書き込んだ点に集約されると思うのですが、あの流れだと息子恋しさに会いに行っても断られて傷心のあまりウッカリ電車に飛び込んじゃったーという感じで、それに至るまでの書き込みがあったらよりよかったかなと・・・。
結構「ここは重要ではないかしら」と思っていたところ(結構ありました)(ありすぎて書けない・・・)が抜かされていて、そういったところもこのドラマを散文的にしてしまった要因の一つかなと。
物語はよく恋をして、その恋が成就するまでに重点が置かれがちですが、このお話はその後、果ては最後まできっちり描かれている作品です。
恋をして、その恋が実る。
そこから愛になる。
でもそれが思ったほど上手くいかなかったり、愛するが故のすれ違いを生んで、互いを思うあまりにその溝がどんどん広がっていき、ついには埋められないほどのものになってしまう。
恋をしてそれが実れば終着点のようにも思えますが、実際は実らせるまでの時間の数倍、あるいは数十倍の時間を今後過ごしていかなければならない。
恋が実ったことで人生において一つの結末を迎えるとしても、その先にもまだずっと道が広がっているということ。
それをどう生きていくかということ。
様々な選択肢があり、様々な生き方があり、感情や地位や時間さえもが交錯してひとの人生を彩り、時に縛っていくこと。
本という非現実の世界にのめりこむことで感じる酩酊を、この「アンナ・カレーニナ」という作品に強く感じます。
しかも年齢差、階級差、培ってきたものの差など、人間として向き合うことの苦悩もあるわけで、その点非常にリアルに身に迫るような印象を受けるのがこのお話でした。
アンナという一人の女性の生き方は破滅的だったりもうどうしようもないなと思ったりすることもあるのですが、どうして魅力を感じずにはいられない。
そういう魅力的なものを意識的にも無意識にももっているひとだったのだと思います。
今回はそうした重厚感と、合間合間に入るコメディな部分がごちゃ混ぜになってしまって、きっちりと何を伝えたいのかが伝わらなかったのが残念でした。
リアルに表すのは難しいんじゃ・・・と思っていたのですが、絶妙に表現できていたところと、「やりすぎ」と思うようなところが半々。
でもアンナとヴロンスキーが蜜月にいる間、それを取り巻く人々に人々の好奇の目、噂、嘲りなどが表れていて、残酷でシュールだけどとても面白いなあと感じました。
アンナやヴロンスキーのひと言ひとことに反応して、ウンウン頷いたりズッこけたり、時には呆れかえり、嘲笑している。
怖い!と思うけど、本人が見ていないところでは案外そんなものだったりするよな〜と思うところも匂わせ、春風さんたら、もう・・・!(キュン)
カレーニンは相変わらず最高でした。
「お前が戻ってくるなら迎え入れよう」という台詞も、とっても良かった。
彼は妻であるアンナと数秒ほどテンポが違っていて、アンナが見て欲しいときに妻の方を見れない。けれど決して思いやりのない人間ではなくて、彼なりの最大限の言葉を必死に探して伝えようとするのだけど、今度は失望したアンナがそれを受け入れられない。
そういうすれ違いが絶妙かつ悲しく空しく、そしてどこかいとおしく、見ている私はキューンとしてしまいました。
私の「アンナ・カレーニナ」に対する解釈とはかなり違っている印象でしたが、やはり主演の一路さまとヴロンスキーのヨッシー(井上芳男君)は素晴らしくて、これだけでも見に来た甲斐があったなあと思ったり。
一幕はかなり退屈で、今日はヨッシーの軍服を見に来たのかと思うほど、目の醒めるような貴公子っぷりでした。
デビューからずっと、このひとは好きだなあと見るたびに思うのですけど、今回もとってもよかったです。
ただ、原作のヴロンスキーとはこう・・・・なんというか、無意識に傲慢な部分がなかったなあと。
これはこれで好感度抜群なのですが、もって生まれたもの故に知らず知らずの間に傲慢になってる部分とか、アンナとの確執やすれ違いや愛情みたいなものをもっと書き込んでたらより魅力的な人物として映ったのではないかと思います。
あとやはり、自分達のしていることを客観的に見るシーンが一切なかったのは、この役としてかなり痛かったなという印象を受けました。
でも超ステキだった・・・・!!
キティはちょっと、というかこれはかなりどうだと思いましたが、大奥で上様やってたとは思えないカツラヤマ(漢字が出ない)さんも歌が結構イケる感じで素敵でした。
もう一度原作を読み返したいなあと思う作品だったことは確かですし、この「アンナ〜」という作品に対する解釈は本当に人それぞれだと思うので、見ておいて損はない作品だと思います。
なんというか、私の貧弱な語彙では説明できないのが切ないのですが。
ただ原作を知らないと「アレ〜?」と思うところが多いかも・・・。
26日まで。ル・テアトル銀座にて。
450回おめでとう!
2005年11月12日 その他舞台関係昨日今日とマイフェアレディを見ましたよ。
仕方なかったんだ・・・・間違って続けて取っちゃったんだ・・・・。
全く意識していなかったのですが、今日は真央ちゃんがイライザやり始めて450回目というおめでたい日だったそうで、終演後に特別カーテンコールがありました。
私もサプライズ、真央ちゃんもサプライズ(笑)
しかも春風さんがお祝いを言うときに泣いちゃったりと、キュンとしてジンワリしてしまいました。それにしてもなんという小鳥のように愛らしいお声なんでしょう。
春風なんて芸名にピッタリ!
少女めいた高い声がなんだか可愛くて、ますます好きになってしまいました。
真央ちゃんもさすがの可愛らしさというか、も〜毎度毎度いいなあ!ステキ!と楽しい気分にさせてくれます。
裏切られたことなんてないぜ!(笑)
それでは今日は報告だけにして、詳細はまた後日!
ウッハ〜、今日は良い夢見られそうですよ!
仕方なかったんだ・・・・間違って続けて取っちゃったんだ・・・・。
全く意識していなかったのですが、今日は真央ちゃんがイライザやり始めて450回目というおめでたい日だったそうで、終演後に特別カーテンコールがありました。
私もサプライズ、真央ちゃんもサプライズ(笑)
しかも春風さんがお祝いを言うときに泣いちゃったりと、キュンとしてジンワリしてしまいました。それにしてもなんという小鳥のように愛らしいお声なんでしょう。
春風なんて芸名にピッタリ!
少女めいた高い声がなんだか可愛くて、ますます好きになってしまいました。
真央ちゃんもさすがの可愛らしさというか、も〜毎度毎度いいなあ!ステキ!と楽しい気分にさせてくれます。
裏切られたことなんてないぜ!(笑)
それでは今日は報告だけにして、詳細はまた後日!
ウッハ〜、今日は良い夢見られそうですよ!
私が就職活動を頑張ってる間に、母上様はスーパー歌舞伎に行ってきました。
くそ、私だって行きたいのに・・・・!(歯軋り)
いや、別にチケットも余ってるみたいだし、行こうと思えば行けるんですけどね!
でも行くにはちょっとお金を使いすぎてしまって無理っていうか
そうなんだ、ちょっと無理なんだよ・・・・。
というわけだったのですが、開演前に母上様からメール。
「斜め後ろにみっちゃんが座ってる!チョ〜カワイイ!」
なんと・・・・!
そういえば今日は休演日。ジェンヌさんたちも健やかに心身を保つためにお休みする日です。
そっか、みっちゃんはスーパー歌舞伎を見に行ってるんだ。
花道を見るときについでに見てみたら、みっちゃんはポ〜〜ッと口を開けて楽しそうに見ていたそうです。
みっちゃんは最近・・・・さえちゃんとかしちゃんの次くらいにキュンとしていて・・・・まずいとは思ってるんですよ・・・・!
んで、私がお笑い面接を繰り広げ、帰途につく途中に終演後の母上様から再度メール。
「さえちゃんがいたよ!ホワホワしてとっても可愛かったのだ!」
ギャアアアアアー!!!
ば、ばか!私のバカ!
やっぱこんな日に面接入れるんじゃなかった!入れてる場合じゃないっつーのバカバカ私!ウワーン見たかったー!今から行ってしまおうかしら・・・・でもそんなの無理!普通に考えてすれ違うことすらも出来ない!つーか終演後までなんで気がつかないんだよ!
(母曰く、皆がみっちゃんとは違う方向を見てるから誰かいるなあとは思っていたが、そんなにジロジロ見たら可哀相なので見れなかったとのことです)
いや、そうなんだけどさ!母上様が正しいさ!
でも休日にそんな極上の癒しを受け取った母上様がいたく羨ましく、「いいなあ〜〜!」と唸ってしまいました。
明日見に行くのですが、ゆっくり休んで観客も役者も楽しい舞台になればなあと思います。
最近ミョ〜に寒いし、風には気をつけてね皆・・・・!
日夜お笑い面接を繰り広げる私ですが、今日もお笑い面接というか、最後の方は殆ど道化と化していましたよ!
ピエロだよピエロ!
面接をしていると私が被告で面接官が裁判官、返答が最終答弁のような気がするあむるでした〜(笑)
くそ、私だって行きたいのに・・・・!(歯軋り)
いや、別にチケットも余ってるみたいだし、行こうと思えば行けるんですけどね!
でも行くにはちょっとお金を使いすぎてしまって無理っていうか
そうなんだ、ちょっと無理なんだよ・・・・。
というわけだったのですが、開演前に母上様からメール。
「斜め後ろにみっちゃんが座ってる!チョ〜カワイイ!」
なんと・・・・!
そういえば今日は休演日。ジェンヌさんたちも健やかに心身を保つためにお休みする日です。
そっか、みっちゃんはスーパー歌舞伎を見に行ってるんだ。
花道を見るときについでに見てみたら、みっちゃんはポ〜〜ッと口を開けて楽しそうに見ていたそうです。
みっちゃんは最近・・・・さえちゃんとかしちゃんの次くらいにキュンとしていて・・・・まずいとは思ってるんですよ・・・・!
んで、私がお笑い面接を繰り広げ、帰途につく途中に終演後の母上様から再度メール。
「さえちゃんがいたよ!ホワホワしてとっても可愛かったのだ!」
ギャアアアアアー!!!
ば、ばか!私のバカ!
やっぱこんな日に面接入れるんじゃなかった!入れてる場合じゃないっつーのバカバカ私!ウワーン見たかったー!今から行ってしまおうかしら・・・・でもそんなの無理!普通に考えてすれ違うことすらも出来ない!つーか終演後までなんで気がつかないんだよ!
(母曰く、皆がみっちゃんとは違う方向を見てるから誰かいるなあとは思っていたが、そんなにジロジロ見たら可哀相なので見れなかったとのことです)
いや、そうなんだけどさ!母上様が正しいさ!
でも休日にそんな極上の癒しを受け取った母上様がいたく羨ましく、「いいなあ〜〜!」と唸ってしまいました。
明日見に行くのですが、ゆっくり休んで観客も役者も楽しい舞台になればなあと思います。
最近ミョ〜に寒いし、風には気をつけてね皆・・・・!
日夜お笑い面接を繰り広げる私ですが、今日もお笑い面接というか、最後の方は殆ど道化と化していましたよ!
ピエロだよピエロ!
面接をしていると私が被告で面接官が裁判官、返答が最終答弁のような気がするあむるでした〜(笑)
なんとなく見たページでこんなものを見つけました。
国立能楽堂主催 特別企画公演
新作能 紅天女 「ガラスの仮面」より
日時 平成18年2月24日(金) 午後1時・午後6時 開演
平成18年2月25日(土) 午後1時 開演
会場 国立能楽堂
国立能楽堂委託作品・初演
美内すずえ 原作・監修
植田紳爾 脚本
梅若六郎(シテ・紅天女) 演出・節付・能本補津綴
ちなみに美内すずえ女史オフィシャルHPからの情報なので間違いありません。
な、何やってんだ、うちの(宝塚の)御大は・・・・。
見た瞬間違う意味で気が遠くなりましたが、ええ、うん、いろいろやっているのね・・・・。
それにしても今日かよ〜!!残念!!
早めにわかってたら、もしかしなくても明日国立能楽堂へ押しかけたのに!
それにしても一体どんな舞台だったのでしょうか。
ああ気になる・・・・気になってとても就活に身が入らない・・・。
オイオイ、ありえねーよ!!とは思いつつ、とてつもないドラマの予感が致します。ほんとにどんな舞台だったんだ。
面白すぎて一日の終わりが最高の笑いで締めくくれそうです。
ガラスの仮面もアニメ化のようですし、これから深夜はビデオをスタンバイさせなければならないかしら!!
**********
よ、よく確認したら来年の話でした。
行く・・・・絶対に行く・・・・。
梅の精になるためにー!
アッハッハッハッハ!
ああ、本当に楽しみで楽しみでその場で踊りだしそうです。
国立能楽堂主催 特別企画公演
新作能 紅天女 「ガラスの仮面」より
日時 平成18年2月24日(金) 午後1時・午後6時 開演
平成18年2月25日(土) 午後1時 開演
会場 国立能楽堂
国立能楽堂委託作品・初演
美内すずえ 原作・監修
植田紳爾 脚本
梅若六郎(シテ・紅天女) 演出・節付・能本補津綴
ちなみに美内すずえ女史オフィシャルHPからの情報なので間違いありません。
な、何やってんだ、うちの(宝塚の)御大は・・・・。
見た瞬間違う意味で気が遠くなりましたが、ええ、うん、いろいろやっているのね・・・・。
それにしても今日かよ〜!!残念!!
早めにわかってたら、もしかしなくても明日国立能楽堂へ押しかけたのに!
それにしても一体どんな舞台だったのでしょうか。
ああ気になる・・・・気になってとても就活に身が入らない・・・。
オイオイ、ありえねーよ!!とは思いつつ、とてつもないドラマの予感が致します。ほんとにどんな舞台だったんだ。
面白すぎて一日の終わりが最高の笑いで締めくくれそうです。
ガラスの仮面もアニメ化のようですし、これから深夜はビデオをスタンバイさせなければならないかしら!!
**********
よ、よく確認したら来年の話でした。
行く・・・・絶対に行く・・・・。
梅の精になるためにー!
アッハッハッハッハ!
ああ、本当に楽しみで楽しみでその場で踊りだしそうです。
きわまったありえなさ〜Endless SHOCK
2005年2月14日 その他舞台関係 コメント (1)見に行ってきました、Endless SHOCK。
三列目で。
以下、ファンの方、Endless SHOCKは素晴らしかったと思われる方は何があっても見ないでください。
読後の苦情は受け付けません。
アハハハ、超面白かったです、よ・・・・(俯く)
たぶんこんなキテレツ芝居には一年に一度お目にかかれるかかかれないかの話で、かかってしまったら運がなかったと思わなければ失ったお金がやりきれなくなる話でした。
要するに荒唐無稽すぎた。
出演者が全員カッコマンだったことだけが救いです。さすがジャニーズ!
カッコマンじゃなかったら許せないですよ、こんなのー!
他の感想を見る限り「素晴らしい!」と絶賛の嵐だったのですが、アレを絶賛するのは全てのミュージカルや劇に対する挑戦です。
うん・・・普通にありえない・・・というかあんな話にものすごい高値がついていることが信じられない・・・・というくらいオソマツな話で、昔の話はきちんと話になっていただけに、最近の「DREAM BOY」といい、ダメ具合がうかがえます。
そう・・・・「DREAM BOY」も開いた口が塞がらない舞台だった・・・。
世界に進出とかいうニュースも見たような見なかったような気がしますが、日本人としてお、お願い・・・・!ちょっとアレは・・・・っていうかやっちゃいけないよ!アレは日本でジャニーズだから受け入れられるものであってですね!世界に飛んじゃいけないんですよ!
いや、エンターテイメントとしては良かったとは思います。
あくまでもショーとしては。
でも主演は歌の部分は完全口パクだし、アレで海外に行って客が入るかといわれたら、それは勘違いもはなはだしいのでは?と思わずにはいられなくなるというか、いくらなんでもひどいよ。
飛べばいいってものじゃないんだ!
どれほどマズイ出来だったかというと・・・・といおうにも、アレと並び立つほどダメな話などあまりないので、あえていうなら私を「金返せ」と叫ばせたくなるエナジーをもったステキ舞台だったということです。
歌ってないし。
それってほんとに、ただのショーですよね。
正直なところミュージカルというのもおこがましいと思います。
話はブチ切れて収集がついてない上に、一般常識が崩壊しています。
普通ひとを刺して殺したらショーに立つよりも刑務所だろうお前。
「さすがアイツだよな!」で終わっちゃまずいだろう・・・・。
しかもなんでみんなそれを許してんだYO!
話の内容としては
麗しい友情は全てを癒す。ショーってすごいよね!
ショーマストゴーオン★
という話です。
無論褒めてません。
なんというか、順を追って感想を書こうにもかなり忍び笑いをなんとかしなければならない荒唐無稽さに満ち溢れていたのでその気もうせてくるのですが、この笑いを誰かと分かち合ってもらわなければなりません!
というわけで感想。
【Endless SHOCK】第一幕
突如光が満ち溢れ、ボーンとジャニーズの皆さんが登場します。おお〜カッコイイ。これこそジャニーズの醍醐味だよね!
と思っているうちにショーがはじまります。
さすが常に研鑽を積んでいるだけあって、バク転するわ光一君は飛んじゃうわ、とにかくイロイロやってくれます。
ここはとても素晴らしいエンターテイメント。
そのショーの後、団員が出てきます。
「俺たち、すごかったよな!」「これでオンブロードウェイ進出だぜ!」
そうです、彼らはブロードウェイ進出を夢見る少年たち。どうやらコウイチ率いるカンパニーの絶賛する記事が出たことで、ブロードウェイ進出への足がかりが出来たようです。
アキヤマ(@秋山純)の父親の建てた小さな劇場からブロードウェイへ・・・・このあたり、500人しか入らない小さな劇場に何故フライング設備があるのかという大いなる疑問は軽く無視です。
その後打ち上げに入り、そして何故か屋上へ。
「ここでずっとダンスし続けてきたよな・・・・」「夢までもうちょっとだぜ」
青春以外の何者も出ない立ち位置で歌い続ける出演者たち。
あまりにもイイ笑顔++みなぎる若さに早くも息切れしてきました。
紅一点のリカちゃんはコウイチに好意を抱いているようです。コウイチは妹をみるような感じなのかな、恋愛臭はまったくしません。けれどツバサはリカちゃんに。ってことで三角関係です。
このリカちゃん役の女の子(@黒谷メイサちゃん)は、美しいことこの上ないのですが、芝居がアレすぎて「そうか!ダンスで選ばれたんだね?!」と思わなければやっていられないような感じでした。
悲喜こもごも。しかし彼らは小劇場のカンパニー。
公演を続けるためにはバイトもしなければなりません。というわけでバイトシーンは音楽とダンスなのですが、ここも当たり前のように口パク・・・・!
この辺前後不覚なのですが、とにもかくにもオンブロードウェイの世界へ進出して、めくるめくショーを繰り広げることになります。
光一君はとにかく飛びまくり、何かあるごとにビューンと飛んでいました。
私の前方のひとの頭に汗が滴っていました。
いや、すごいフライングだった・・・・。
ショーは大成功。
んが、浮き立つ団員のところにツバサ(@今井翼)がやってきました。かなり腹を立てているようです。
「ここの××がダメだっていっただろ!何やってんだよ!」いきりたつツバサ。謝るしかない設備の皆さん。
そんなところに颯爽と現れるコウイチ。
「それぐらいなんとかしなければやっていけないだろ!ショーマストゴーオン。ショーは止められないんだ!」
一括されたツバサは、意味ありげにコウイチの小道具の刀を持ってゆっくりと舞台袖に消えていきました。
そしてショーが開幕。
様々な殺陣が展開されます。
歌わない代わりに見せます、ダンスシーン。
こちらはほんとに素晴らしい。
そして武者姿のコウイチが攫われた姫(@メイサちゃん)を取り戻そうと長い階段を上ります。
かっ、階段落ちの予感・・・!
しかしそう簡単に引き下がるわけもない敵将ツバサ。
当然一騎打ち以外に道はありません。そんな中、アキヤマが加勢にやってきました。
(この辺り、私はよくわからなかったのですが、コウイチの剣がダメになったからアキヤマは咄嗟にアドリブで刀を差し出したってことだったのかな?その辺がよく見ることが出来ませんでした)
その刀を見て驚愕の表情のコウイチ。
しかしそのまま演技を続けます。
振り下ろし、避け、そのまま壁際に。突き刺さる刃に嘘100%の血糊が噴出します。
・・・・・いや、ここ、ほんとに血糊だってわかってるんですけど、ほんとに凄まじい量の血糊が吹き出るので心臓に悪いというか・・・・。これがショックってことなのか・・・・?
そんな中、ついに階段落ちが・・・・!
ゴロゴロ転がり、精根尽き果てた様子で膝立ちになるコウイチ。
そんな彼を乗せて、静かに舞台がせり下がり、一幕終了です。
いや、ほんとこんな感じなのですが・・・・。
ここまではイロイロあってもまだ話は破綻していなかったような気がします。
二幕も相当すごい出来だったのですが、字数制限なのでまた今度〜。
三列目で。
以下、ファンの方、Endless SHOCKは素晴らしかったと思われる方は何があっても見ないでください。
読後の苦情は受け付けません。
アハハハ、超面白かったです、よ・・・・(俯く)
たぶんこんなキテレツ芝居には一年に一度お目にかかれるかかかれないかの話で、かかってしまったら運がなかったと思わなければ失ったお金がやりきれなくなる話でした。
要するに荒唐無稽すぎた。
出演者が全員カッコマンだったことだけが救いです。さすがジャニーズ!
カッコマンじゃなかったら許せないですよ、こんなのー!
他の感想を見る限り「素晴らしい!」と絶賛の嵐だったのですが、アレを絶賛するのは全てのミュージカルや劇に対する挑戦です。
うん・・・普通にありえない・・・というかあんな話にものすごい高値がついていることが信じられない・・・・というくらいオソマツな話で、昔の話はきちんと話になっていただけに、最近の「DREAM BOY」といい、ダメ具合がうかがえます。
そう・・・・「DREAM BOY」も開いた口が塞がらない舞台だった・・・。
世界に進出とかいうニュースも見たような見なかったような気がしますが、日本人としてお、お願い・・・・!ちょっとアレは・・・・っていうかやっちゃいけないよ!アレは日本でジャニーズだから受け入れられるものであってですね!世界に飛んじゃいけないんですよ!
いや、エンターテイメントとしては良かったとは思います。
あくまでもショーとしては。
でも主演は歌の部分は完全口パクだし、アレで海外に行って客が入るかといわれたら、それは勘違いもはなはだしいのでは?と思わずにはいられなくなるというか、いくらなんでもひどいよ。
飛べばいいってものじゃないんだ!
どれほどマズイ出来だったかというと・・・・といおうにも、アレと並び立つほどダメな話などあまりないので、あえていうなら私を「金返せ」と叫ばせたくなるエナジーをもったステキ舞台だったということです。
歌ってないし。
それってほんとに、ただのショーですよね。
正直なところミュージカルというのもおこがましいと思います。
話はブチ切れて収集がついてない上に、一般常識が崩壊しています。
普通ひとを刺して殺したらショーに立つよりも刑務所だろうお前。
「さすがアイツだよな!」で終わっちゃまずいだろう・・・・。
しかもなんでみんなそれを許してんだYO!
話の内容としては
麗しい友情は全てを癒す。ショーってすごいよね!
ショーマストゴーオン★
という話です。
無論褒めてません。
なんというか、順を追って感想を書こうにもかなり忍び笑いをなんとかしなければならない荒唐無稽さに満ち溢れていたのでその気もうせてくるのですが、この笑いを誰かと分かち合ってもらわなければなりません!
というわけで感想。
【Endless SHOCK】第一幕
突如光が満ち溢れ、ボーンとジャニーズの皆さんが登場します。おお〜カッコイイ。これこそジャニーズの醍醐味だよね!
と思っているうちにショーがはじまります。
さすが常に研鑽を積んでいるだけあって、バク転するわ光一君は飛んじゃうわ、とにかくイロイロやってくれます。
ここはとても素晴らしいエンターテイメント。
そのショーの後、団員が出てきます。
「俺たち、すごかったよな!」「これでオンブロードウェイ進出だぜ!」
そうです、彼らはブロードウェイ進出を夢見る少年たち。どうやらコウイチ率いるカンパニーの絶賛する記事が出たことで、ブロードウェイ進出への足がかりが出来たようです。
アキヤマ(@秋山純)の父親の建てた小さな劇場からブロードウェイへ・・・・このあたり、500人しか入らない小さな劇場に何故フライング設備があるのかという大いなる疑問は軽く無視です。
その後打ち上げに入り、そして何故か屋上へ。
「ここでずっとダンスし続けてきたよな・・・・」「夢までもうちょっとだぜ」
青春以外の何者も出ない立ち位置で歌い続ける出演者たち。
あまりにもイイ笑顔++みなぎる若さに早くも息切れしてきました。
紅一点のリカちゃんはコウイチに好意を抱いているようです。コウイチは妹をみるような感じなのかな、恋愛臭はまったくしません。けれどツバサはリカちゃんに。ってことで三角関係です。
このリカちゃん役の女の子(@黒谷メイサちゃん)は、美しいことこの上ないのですが、芝居がアレすぎて「そうか!ダンスで選ばれたんだね?!」と思わなければやっていられないような感じでした。
悲喜こもごも。しかし彼らは小劇場のカンパニー。
公演を続けるためにはバイトもしなければなりません。というわけでバイトシーンは音楽とダンスなのですが、ここも当たり前のように口パク・・・・!
この辺前後不覚なのですが、とにもかくにもオンブロードウェイの世界へ進出して、めくるめくショーを繰り広げることになります。
光一君はとにかく飛びまくり、何かあるごとにビューンと飛んでいました。
私の前方のひとの頭に汗が滴っていました。
いや、すごいフライングだった・・・・。
ショーは大成功。
んが、浮き立つ団員のところにツバサ(@今井翼)がやってきました。かなり腹を立てているようです。
「ここの××がダメだっていっただろ!何やってんだよ!」いきりたつツバサ。謝るしかない設備の皆さん。
そんなところに颯爽と現れるコウイチ。
「それぐらいなんとかしなければやっていけないだろ!ショーマストゴーオン。ショーは止められないんだ!」
一括されたツバサは、意味ありげにコウイチの小道具の刀を持ってゆっくりと舞台袖に消えていきました。
そしてショーが開幕。
様々な殺陣が展開されます。
歌わない代わりに見せます、ダンスシーン。
こちらはほんとに素晴らしい。
そして武者姿のコウイチが攫われた姫(@メイサちゃん)を取り戻そうと長い階段を上ります。
かっ、階段落ちの予感・・・!
しかしそう簡単に引き下がるわけもない敵将ツバサ。
当然一騎打ち以外に道はありません。そんな中、アキヤマが加勢にやってきました。
(この辺り、私はよくわからなかったのですが、コウイチの剣がダメになったからアキヤマは咄嗟にアドリブで刀を差し出したってことだったのかな?その辺がよく見ることが出来ませんでした)
その刀を見て驚愕の表情のコウイチ。
しかしそのまま演技を続けます。
振り下ろし、避け、そのまま壁際に。突き刺さる刃に嘘100%の血糊が噴出します。
・・・・・いや、ここ、ほんとに血糊だってわかってるんですけど、ほんとに凄まじい量の血糊が吹き出るので心臓に悪いというか・・・・。これがショックってことなのか・・・・?
そんな中、ついに階段落ちが・・・・!
ゴロゴロ転がり、精根尽き果てた様子で膝立ちになるコウイチ。
そんな彼を乗せて、静かに舞台がせり下がり、一幕終了です。
いや、ほんとこんな感じなのですが・・・・。
ここまではイロイロあってもまだ話は破綻していなかったような気がします。
二幕も相当すごい出来だったのですが、字数制限なのでまた今度〜。
今テレビでやってましたね。
思わずじっくり見てしまいました。
片岡といえば宝塚ファンにはいわずと知れたおコウちゃんこと汐風幸ちゃんのご実家ですが、実は私にはもうひとつ、大切な思い出がございます(笑)
私はディズニーランド大好きっ子で、母とともに暇さえあれば泊まりに行ったりしているのですが、二年ほど前になりますか、そのときは大奮発してディズニーシーの中にあるホテルミラコスタに宿泊していたんですね。
んで、そこのショップでいろいろとグッズを漁っていたのですが、ミラコスタグッズのボールペン(ちょっと高いのがあるのです)を見ているときに、隣にふと背の高い男性が立ちました。
ふっと見て、「うおっ、超カッコマン!渋い!これぞホンモノのロマンスグレー!」と内心で叫んだのもつかの間、次の瞬間には「ギャー!」と叫びだしそうになりました。
なんとその場にいたのは片岡仁左衛門さま・・・・!
私の!隣の!30センチと離れていない場所に!!涼しげにミラコスタのボールペンなんぞ真剣に見つめていたのですYOOOOOO!!!
思わず口をあんぐり開けたのはご愛嬌ですが、よくよく見るとそこには片岡ファミリー勢ぞろいで、「そうか、家族サービスに来てるんだ・・・・!」と一人で納得したのでした。
もう、ごくごくさりげなくその場にいて、気がついたのなんて私たち母娘ともう何人かくらいだったと思います。
あんなにカッチョマンなのに気づかないなんて、もう、みんなお茶目さんですね!
息も絶え絶えになりながら母と大喜びして、あれだけでこの先一年間は幸せになれそうな気がしたものです。
次の日にもミッキーのモノレール(でいいのかな?)でも遭遇したのですが、幸太郎パパとかがほんとに良いパパしてて、仁左衛門さまは今日の放映のアレと同じにやっぱりビデオを撮っていて(笑)、ものすごく微笑ましい光景でした。
今日の放送を見ながら「ってことはあの赤んぼが千之助ちゃんだったんだよなぁ、早いなあ」と思いつつ、片岡ファミリーと聞いて思い出すのはやはりあのディズニーシーでの楽しげな一家の姿です。
ほんとに、それはそれは微笑ましい感じだったのですよ〜。
っていうか忘れない!
私の隣に仁左衛門さまが立ったことを!
近くで思い切り仁左衛門様の匂いをかいだことを!!(清潔な香りがしました)
超和やかにしていた片岡ファミリーの姿を!!
そんな大切かつちょっと変態入ったステキな思い出です。
そういえば今日チャリティーコンサートなるものをやっていましたね。
ハハ・・・・気がついたら放映時間は過ぎていて、見たのは途中からですよ・・・・。
でもハナちゃんの「HOME」やらさえちゃんの「熱帯夜話」やらが聞けて本気で満足です。
さえちゃんは・・・・さえちゃんは、ほんとに歌が上手くなりました・・・・!!(嗚咽)
だめ、もう止まらない、この胸の感動・・・・!
今度の歌唱指導の先生がどなたかはわかりませんが、少なくともさえちゃんは前よりももっともっと上手になっています。
私の愛も無限大です。
千秋楽に行くために、今からお金を貯めますYO!
もうこうなったらたとえどんなに高値になろうとも、私はサヨナラショーをがんばります。
(東京千秋楽(まだ発売前ですが)どなたか譲っていただける方がいらしたら譲ってくださいませー!お願いしますー!)
そんな感じかな。
ああ、愛はあふれているのにお金はまずいです。
思わずじっくり見てしまいました。
片岡といえば宝塚ファンにはいわずと知れたおコウちゃんこと汐風幸ちゃんのご実家ですが、実は私にはもうひとつ、大切な思い出がございます(笑)
私はディズニーランド大好きっ子で、母とともに暇さえあれば泊まりに行ったりしているのですが、二年ほど前になりますか、そのときは大奮発してディズニーシーの中にあるホテルミラコスタに宿泊していたんですね。
んで、そこのショップでいろいろとグッズを漁っていたのですが、ミラコスタグッズのボールペン(ちょっと高いのがあるのです)を見ているときに、隣にふと背の高い男性が立ちました。
ふっと見て、「うおっ、超カッコマン!渋い!これぞホンモノのロマンスグレー!」と内心で叫んだのもつかの間、次の瞬間には「ギャー!」と叫びだしそうになりました。
なんとその場にいたのは片岡仁左衛門さま・・・・!
私の!隣の!30センチと離れていない場所に!!涼しげにミラコスタのボールペンなんぞ真剣に見つめていたのですYOOOOOO!!!
思わず口をあんぐり開けたのはご愛嬌ですが、よくよく見るとそこには片岡ファミリー勢ぞろいで、「そうか、家族サービスに来てるんだ・・・・!」と一人で納得したのでした。
もう、ごくごくさりげなくその場にいて、気がついたのなんて私たち母娘ともう何人かくらいだったと思います。
あんなにカッチョマンなのに気づかないなんて、もう、みんなお茶目さんですね!
息も絶え絶えになりながら母と大喜びして、あれだけでこの先一年間は幸せになれそうな気がしたものです。
次の日にもミッキーのモノレール(でいいのかな?)でも遭遇したのですが、幸太郎パパとかがほんとに良いパパしてて、仁左衛門さまは今日の放映のアレと同じにやっぱりビデオを撮っていて(笑)、ものすごく微笑ましい光景でした。
今日の放送を見ながら「ってことはあの赤んぼが千之助ちゃんだったんだよなぁ、早いなあ」と思いつつ、片岡ファミリーと聞いて思い出すのはやはりあのディズニーシーでの楽しげな一家の姿です。
ほんとに、それはそれは微笑ましい感じだったのですよ〜。
っていうか忘れない!
私の隣に仁左衛門さまが立ったことを!
近くで思い切り仁左衛門様の匂いをかいだことを!!(清潔な香りがしました)
超和やかにしていた片岡ファミリーの姿を!!
そんな大切かつちょっと変態入ったステキな思い出です。
そういえば今日チャリティーコンサートなるものをやっていましたね。
ハハ・・・・気がついたら放映時間は過ぎていて、見たのは途中からですよ・・・・。
でもハナちゃんの「HOME」やらさえちゃんの「熱帯夜話」やらが聞けて本気で満足です。
さえちゃんは・・・・さえちゃんは、ほんとに歌が上手くなりました・・・・!!(嗚咽)
だめ、もう止まらない、この胸の感動・・・・!
今度の歌唱指導の先生がどなたかはわかりませんが、少なくともさえちゃんは前よりももっともっと上手になっています。
私の愛も無限大です。
千秋楽に行くために、今からお金を貯めますYO!
もうこうなったらたとえどんなに高値になろうとも、私はサヨナラショーをがんばります。
(東京千秋楽(まだ発売前ですが)どなたか譲っていただける方がいらしたら譲ってくださいませー!お願いしますー!)
そんな感じかな。
ああ、愛はあふれているのにお金はまずいです。
星組行ったり「ロミオとジュリエット」の千秋楽に行ったり、とにかく遊び暮らすことに全神経注ぎすぎて、その間就活というものを全くやっていない(・・・・)
時々自分の潔さ(@諦めの早さ)には我ながら感激します。
もうどうにもならない・・・・。
それはさておき、「ロミオとジュリエット」素晴らしかったですYO!
ほんと、「芝居!」とビックリマークをつけちゃうくらいお芝居を大前提にもってきた演出。
私の大好きなシェイクスピアの言い回しといい申し分ない。
良いものを見せていただきました。
とりあえず今日はこのあたりで。
星組、ロミジュリ、トークショーなどやっていたことは年が明ける前になんとかしたいと思います。
なんとかなれー!
時々自分の潔さ(@諦めの早さ)には我ながら感激します。
もうどうにもならない・・・・。
それはさておき、「ロミオとジュリエット」素晴らしかったですYO!
ほんと、「芝居!」とビックリマークをつけちゃうくらいお芝居を大前提にもってきた演出。
私の大好きなシェイクスピアの言い回しといい申し分ない。
良いものを見せていただきました。
とりあえず今日はこのあたりで。
星組、ロミジュリ、トークショーなどやっていたことは年が明ける前になんとかしたいと思います。
なんとかなれー!
今日「マリー・アントワネット」を観に行きました。
てっきり明日だと思ってましたが、明日は別の舞台でした。
今週くらいしかバイトを開けなかったので、この二日間にドカンと入れたのです。
お席は二列の超センターで、ほんとに良い席だった上にお芝居も良かった。
しかも!カーテンコールに!とんでもないサプライズが!
舞台が終わった後のカーテンコールでは、真央ちゃん(@大地真央さん)がお辞儀をして、持っていたバラをポーンと客席に投げてくれるのです。
それがまだタオルを目元に当てながら能天気に「うわ〜このバラきっと投げるんだ。もらうお客さんは幸せだなあ」とか考えてた私の席に飛んできまして!
「まさか!」と思ったのですが、うわ〜ほんとにいただいちゃったんですYO!
思わず「嬉しい!」といってしまった私に舞台上から聖母のような真央ちゃんの笑顔・・・・!ギャー本気で感激しました。
しかも一公演に一本のバラを私がいただけるなんて思いもしなかったというか、もともと私はそういうクジ運とはかけ離れたところで生命活動をしているので、感激もひとしおでした。
周りの方も「よかったわね〜」「おめでとう」を口々にお声をかけてくださって、ほんとに幸せな気持ちになりました。
なんなんだ・・・・今日の星占いは最低だったのに・・・・一体・・・・。
ほんとに幸せすぎてその場で鼻血が噴出しそうだったのですが、この感動をそんなコントで終わらせたくなかったので鼻血が出なくて良かったです。アハアハ。
本気で感動しました。
今日のバラは家宝にします。
もうピンクで可憐で可愛らしいバラで・・・・しかも真央ちゃんが直前まで握ってたバラですよ・・・・!
全ての皆様にありがとうございました!
【感激(観劇)報告】
良かったです。
ほんとにこれはヒット。久し振りに素晴らしい〜!と思いました。
何よりコレを日本人が書いたっていうのが素晴らしい。
公演が一ヶ月しかないのが惜しいくらいです。
まず脚本がしっかりしてる。
何度も何度も形を変えて繰り返し上演されてきたマリー・アントワネットというひとの人生だけあって、しっかり掴むところは掴んでいるなと思いました。
日本でマリー・アントワネットといったらやっぱりたくさんのひとが「ベルばら」を思い出すと思うのですが、そのへんも伺わせつつ、きちんとしたストリートプレイになっていたのではないでしょうか。
行ってみて初めて知った3幕構成。
さすが「マリー・アントワネット」と正面きってタイトルに持ってきただけ会って、彼女の人生に焦点が置かれます。
彼女の人生において大きな役割を果たしたであろう男性―――フェルゼン、ルイ16世など―――は当たり前といえば当たり前ですが途中で出番は終わり。
なんていうのかな、こうすることによって、恋を超越した、確固たる意識を確立した女性の毅然とした物語になっていてすごく良かったと思いました。
相手がいることによって成り立つ話ではない、あくまでもアントワネットの生涯であり、一人の女の人生というより一人の人間の物語になっていたように思います。
首飾り事件やその他の荒っぽいシーンの直接の描写を避けたのも、話に一貫性を持たせる上でよかったと思いました。
舞台演出も良かったんですよ〜。
二列目だから何から何までバッチリ見えてしまうのですが、そうした注視にも耐えうる素材でしっかりと作りこんでありました。
妹尾河童さんの美術が私はとても好きなのですが、緞帳のデザインから細部に至るまで細かな配慮が行き届いていて上手く出来ていました。
舞台転換で緞帳が下りてくるわけですが、それが壮麗だから「うわ〜」と感嘆してしまう。
「椿姫」のときも斬新でステキデザイン!と思っていましたが、今回も素晴らしかったです。
●真央ちゃん(大地真央さん)
もうほんとに真央ちゃん(@大地真央さん)がステキでステキで・・・・!(悶絶)
母ほどのひとがこうして素晴らしい舞台を作り上げているのを目にするたびに素晴らしいなあと心底思います。
後半の牢獄のシーンでは、気圧されるような高貴な迫力がありました。
そのくせフェルゼンと二人きりの時は幼馴染の少年と出会うような無邪気さが顔を覗かせて微笑ましいんですよね。
これは舞台装置、衣装ともの素晴らしかったのがさらに相乗効果に繋がったと思うのですが、その衣装を全く安く思わせなかった彼女なくしては、そのすばらしさも改めて感じなかったなあと・・・・。
このひとにいつも感心するのは、ドレスの裾が翻らないところです。
よく宮廷舞踏会のシーンだと、主役であっても裾が翻って、中の輪っかやら靴やらが見えてしまうのを、つくづく「ああ〜」と思っていました(宝塚とかも特に)(笑)
やっぱりそういうのも昔の作法に入ってたと思うので・・・・。
大っぴらに靴が見えちゃったら見えちゃったで、その剛毅さがかえって微笑ましくて好感度大だったりするのですが(笑)、そういった意味とは別に、立ち居振舞い―――手の指先から足のつま先まで―――に神経を払って、わずかに翻るドレスの向こう側もまたレースで見えない・・・・というのはなかなか難しいなと思うのです。
いかにも簡単にやっていることの難しさ。その厳しさが作り出す美というのがこの上なく美しく出ていました。
(宝塚で王家の気品といえば個人的にはゆりちゃん(@星奈優里さん)でした。彼女の退団の時のベルばらのドレスは、スーッと動くのです。頭の位置が変わらず、裾も翻すことなく涼やかに歩いてくる。軽やかでとても鮮やかでした。)
最初の少女のころも納得の美しさでしたが、彼女の力が俄然正面に出てきたのはやはり後半、牢獄のシーンだったと思います。
断頭台へ手を引いて連れて行こうとする男をスッと見やるあの眼差しの圧倒的な高貴さ。
眼差しだけで表現しきったあの姿に、何故か私までもが気圧されました(アハハ)
子供に接する時やら何やら、全てにおいてパーフェクト。
フェルゼンとの別れのシーンもひたすらに美しかった・・・・!
ほんとのほんとに素晴らしかったです。
字数制限なので下に続きます。
てっきり明日だと思ってましたが、明日は別の舞台でした。
今週くらいしかバイトを開けなかったので、この二日間にドカンと入れたのです。
お席は二列の超センターで、ほんとに良い席だった上にお芝居も良かった。
しかも!カーテンコールに!とんでもないサプライズが!
舞台が終わった後のカーテンコールでは、真央ちゃん(@大地真央さん)がお辞儀をして、持っていたバラをポーンと客席に投げてくれるのです。
それがまだタオルを目元に当てながら能天気に「うわ〜このバラきっと投げるんだ。もらうお客さんは幸せだなあ」とか考えてた私の席に飛んできまして!
「まさか!」と思ったのですが、うわ〜ほんとにいただいちゃったんですYO!
思わず「嬉しい!」といってしまった私に舞台上から聖母のような真央ちゃんの笑顔・・・・!ギャー本気で感激しました。
しかも一公演に一本のバラを私がいただけるなんて思いもしなかったというか、もともと私はそういうクジ運とはかけ離れたところで生命活動をしているので、感激もひとしおでした。
周りの方も「よかったわね〜」「おめでとう」を口々にお声をかけてくださって、ほんとに幸せな気持ちになりました。
なんなんだ・・・・今日の星占いは最低だったのに・・・・一体・・・・。
ほんとに幸せすぎてその場で鼻血が噴出しそうだったのですが、この感動をそんなコントで終わらせたくなかったので鼻血が出なくて良かったです。アハアハ。
本気で感動しました。
今日のバラは家宝にします。
もうピンクで可憐で可愛らしいバラで・・・・しかも真央ちゃんが直前まで握ってたバラですよ・・・・!
全ての皆様にありがとうございました!
【感激(観劇)報告】
良かったです。
ほんとにこれはヒット。久し振りに素晴らしい〜!と思いました。
何よりコレを日本人が書いたっていうのが素晴らしい。
公演が一ヶ月しかないのが惜しいくらいです。
まず脚本がしっかりしてる。
何度も何度も形を変えて繰り返し上演されてきたマリー・アントワネットというひとの人生だけあって、しっかり掴むところは掴んでいるなと思いました。
日本でマリー・アントワネットといったらやっぱりたくさんのひとが「ベルばら」を思い出すと思うのですが、そのへんも伺わせつつ、きちんとしたストリートプレイになっていたのではないでしょうか。
行ってみて初めて知った3幕構成。
さすが「マリー・アントワネット」と正面きってタイトルに持ってきただけ会って、彼女の人生に焦点が置かれます。
彼女の人生において大きな役割を果たしたであろう男性―――フェルゼン、ルイ16世など―――は当たり前といえば当たり前ですが途中で出番は終わり。
なんていうのかな、こうすることによって、恋を超越した、確固たる意識を確立した女性の毅然とした物語になっていてすごく良かったと思いました。
相手がいることによって成り立つ話ではない、あくまでもアントワネットの生涯であり、一人の女の人生というより一人の人間の物語になっていたように思います。
首飾り事件やその他の荒っぽいシーンの直接の描写を避けたのも、話に一貫性を持たせる上でよかったと思いました。
舞台演出も良かったんですよ〜。
二列目だから何から何までバッチリ見えてしまうのですが、そうした注視にも耐えうる素材でしっかりと作りこんでありました。
妹尾河童さんの美術が私はとても好きなのですが、緞帳のデザインから細部に至るまで細かな配慮が行き届いていて上手く出来ていました。
舞台転換で緞帳が下りてくるわけですが、それが壮麗だから「うわ〜」と感嘆してしまう。
「椿姫」のときも斬新でステキデザイン!と思っていましたが、今回も素晴らしかったです。
●真央ちゃん(大地真央さん)
もうほんとに真央ちゃん(@大地真央さん)がステキでステキで・・・・!(悶絶)
母ほどのひとがこうして素晴らしい舞台を作り上げているのを目にするたびに素晴らしいなあと心底思います。
後半の牢獄のシーンでは、気圧されるような高貴な迫力がありました。
そのくせフェルゼンと二人きりの時は幼馴染の少年と出会うような無邪気さが顔を覗かせて微笑ましいんですよね。
これは舞台装置、衣装ともの素晴らしかったのがさらに相乗効果に繋がったと思うのですが、その衣装を全く安く思わせなかった彼女なくしては、そのすばらしさも改めて感じなかったなあと・・・・。
このひとにいつも感心するのは、ドレスの裾が翻らないところです。
よく宮廷舞踏会のシーンだと、主役であっても裾が翻って、中の輪っかやら靴やらが見えてしまうのを、つくづく「ああ〜」と思っていました(宝塚とかも特に)(笑)
やっぱりそういうのも昔の作法に入ってたと思うので・・・・。
大っぴらに靴が見えちゃったら見えちゃったで、その剛毅さがかえって微笑ましくて好感度大だったりするのですが(笑)、そういった意味とは別に、立ち居振舞い―――手の指先から足のつま先まで―――に神経を払って、わずかに翻るドレスの向こう側もまたレースで見えない・・・・というのはなかなか難しいなと思うのです。
いかにも簡単にやっていることの難しさ。その厳しさが作り出す美というのがこの上なく美しく出ていました。
(宝塚で王家の気品といえば個人的にはゆりちゃん(@星奈優里さん)でした。彼女の退団の時のベルばらのドレスは、スーッと動くのです。頭の位置が変わらず、裾も翻すことなく涼やかに歩いてくる。軽やかでとても鮮やかでした。)
最初の少女のころも納得の美しさでしたが、彼女の力が俄然正面に出てきたのはやはり後半、牢獄のシーンだったと思います。
断頭台へ手を引いて連れて行こうとする男をスッと見やるあの眼差しの圧倒的な高貴さ。
眼差しだけで表現しきったあの姿に、何故か私までもが気圧されました(アハハ)
子供に接する時やら何やら、全てにおいてパーフェクト。
フェルゼンとの別れのシーンもひたすらに美しかった・・・・!
ほんとのほんとに素晴らしかったです。
字数制限なので下に続きます。
続きです。
●フェルゼン役の大浦さん。
舞台で見るのは初めてだったのですが、想像以上の好青年でした。
私は「宝塚以外のフェルゼンなんて・・・・!」と思っていたのですが、なかなかどうしてむしゃぶりつきたいくらいのステキフェルゼンで、頭の中に「ケッコン」の文字が躍りまくりましたYO!
真央ちゃんの(若いひとの)相手役は最近は大体赤坂君だったから、今回はどうかな〜という感じで、正直そこまで期待はしていなかったのです。
それが蓋を開ければ本気で美しい伯爵で、ひたむきに王妃を愛していく姿がすごくストイックで、だからこそ迸るような情熱が感じられていいんですよ・・・・!
王妃を連れ出そうとする終盤のシーン(実はこの方の登場は二幕までです)が特に良かったです。
唾を飛ばして(笑)タンプル塔からの脱出を促すシーンが熱演だった。
私だったら子供を捨てて逃げたであろう。
よくよく考えるとこの二人はせいぜいキスを一回したくらいで、後は抱き合うだけなのですが、それがすごく良かったのかも知れない。
ぐっと引き寄せる、あの感じがね!もうたまらないんですよね!(笑)
耐える男というか、狭間で揺れているのがとてもよく伝わってきました。
ミュージカルじゃないストレートプレイで、歌にのせて思いを伝えるのではなく、感情のまま言葉を紡ぐしかないからこその心情の吐露でした。
結構役作りとしては若いんですよね。
年齢差を考えると頷ける場面も多々あるのですが、宝塚を見慣れた私はどーしても「年上の余裕」みたいなのを探す傾向があって、逆にすごく新鮮でした。
こういうフェルゼンも良いですね!しかも超カッコマンですよ!
このフェルゼンは男のひとにしか出来ないフェルゼンだなあと思いました。
男のひとだからこそ表現できる部分(女性も然りですが)っていうのが凄く良い意味で出ていて、アントワネットが恋してしまうのも納得のステキ伯爵でした。
ウオー超ステキだったー!
●ルイ16世の羽場さん
このひとも肉布団を大量に着込んで超熱演でした。
この作品においてとてもよく書かれていたのがこのひとだと思う。
とにかく良かった。
舞台のなかで彼というひとを演じきった羽場さんの清々しい笑顔がまた素晴らしくて(笑)
タンプル塔の別れのシーンでは思わず涙が・・・・!
衛兵を振り切って最後、「僕は王になってよかったことが一つある。君に出会えたことだよ」という台詞に相まってあの笑顔の相乗効果は筆舌に尽くしがたいものがありました(笑)
あの一連のシーンといい、書き込みが素晴らしかったのもここではないかと思います。
呑気で優しくて優柔不断で、君主としては向かない器だったのかも知れませんが、今の世界に生きていればもっと違う道もあったのではないかと感じさせるひとでした。
●その他の皆様
ラガルドの山本さんの群を抜いた素晴らしさに脱帽です。
「貴女は王冠を失って本当の王妃になられた!」という最後の絶叫がきいた。このひとの全編を通した穏やかで堅実な語り口は得がたいものだと思います。
お芝居ってこういうことなんだと改めて感じさせてくれる素晴らしい役者さんでした。
他の皆さんもステキすぎて一人ひとり言っていくときりがないので・・・・!
女の子は皆美しく可愛らしく、男性は大変野性的で(笑)ステキでした。
最後のカーテンコールではアントワネットの断頭台のシーンが暗転のうちに行なわれ、役者の皆さんがそれぞれの役の服を着て一斉に現れます。
全員で「ラ・マルセイエーズ」の大合唱の後、それぞれのポーズで静止。
そこにパッと先ほどまでの老いた姿が嘘のようにアントワネットが舞台奥正面に登場し、動きを止めた人々の間を通って前へ歩いてきます。
そこで笑顔のまま深いお辞儀。
舞台と現実が入り混じったような不思議なフィナーレで、それがすごく良かったんですヨー!
晴れやかな笑顔がまた良かった。
それまでは「ウウ・・・・」とタオルで涙を拭う状態だったのが、それによって明るくなったというか、「ぱあああ〜」みたいな。
悲劇だけど後味の悪い話ではないというのがおおきいのかもしれませんが、私はかなり感動しました。
久し振りに芝居に触れた気がした(笑)
これ、まだ当日券が出ているようなので、是非見ていただきたいです。
私ももう一回くらい行くことが出来たらなぁ〜アハハハハハ。
とりあえず機会を探ってみようと思います。
●フェルゼン役の大浦さん。
舞台で見るのは初めてだったのですが、想像以上の好青年でした。
私は「宝塚以外のフェルゼンなんて・・・・!」と思っていたのですが、なかなかどうしてむしゃぶりつきたいくらいのステキフェルゼンで、頭の中に「ケッコン」の文字が躍りまくりましたYO!
真央ちゃんの(若いひとの)相手役は最近は大体赤坂君だったから、今回はどうかな〜という感じで、正直そこまで期待はしていなかったのです。
それが蓋を開ければ本気で美しい伯爵で、ひたむきに王妃を愛していく姿がすごくストイックで、だからこそ迸るような情熱が感じられていいんですよ・・・・!
王妃を連れ出そうとする終盤のシーン(実はこの方の登場は二幕までです)が特に良かったです。
唾を飛ばして(笑)タンプル塔からの脱出を促すシーンが熱演だった。
よくよく考えるとこの二人はせいぜいキスを一回したくらいで、後は抱き合うだけなのですが、それがすごく良かったのかも知れない。
ぐっと引き寄せる、あの感じがね!もうたまらないんですよね!(笑)
耐える男というか、狭間で揺れているのがとてもよく伝わってきました。
ミュージカルじゃないストレートプレイで、歌にのせて思いを伝えるのではなく、感情のまま言葉を紡ぐしかないからこその心情の吐露でした。
結構役作りとしては若いんですよね。
年齢差を考えると頷ける場面も多々あるのですが、宝塚を見慣れた私はどーしても「年上の余裕」みたいなのを探す傾向があって、逆にすごく新鮮でした。
こういうフェルゼンも良いですね!しかも超カッコマンですよ!
このフェルゼンは男のひとにしか出来ないフェルゼンだなあと思いました。
男のひとだからこそ表現できる部分(女性も然りですが)っていうのが凄く良い意味で出ていて、アントワネットが恋してしまうのも納得のステキ伯爵でした。
ウオー超ステキだったー!
●ルイ16世の羽場さん
このひとも肉布団を大量に着込んで超熱演でした。
この作品においてとてもよく書かれていたのがこのひとだと思う。
とにかく良かった。
舞台のなかで彼というひとを演じきった羽場さんの清々しい笑顔がまた素晴らしくて(笑)
タンプル塔の別れのシーンでは思わず涙が・・・・!
衛兵を振り切って最後、「僕は王になってよかったことが一つある。君に出会えたことだよ」という台詞に相まってあの笑顔の相乗効果は筆舌に尽くしがたいものがありました(笑)
あの一連のシーンといい、書き込みが素晴らしかったのもここではないかと思います。
呑気で優しくて優柔不断で、君主としては向かない器だったのかも知れませんが、今の世界に生きていればもっと違う道もあったのではないかと感じさせるひとでした。
●その他の皆様
ラガルドの山本さんの群を抜いた素晴らしさに脱帽です。
「貴女は王冠を失って本当の王妃になられた!」という最後の絶叫がきいた。このひとの全編を通した穏やかで堅実な語り口は得がたいものだと思います。
お芝居ってこういうことなんだと改めて感じさせてくれる素晴らしい役者さんでした。
他の皆さんもステキすぎて一人ひとり言っていくときりがないので・・・・!
女の子は皆美しく可愛らしく、男性は大変野性的で(笑)ステキでした。
最後のカーテンコールではアントワネットの断頭台のシーンが暗転のうちに行なわれ、役者の皆さんがそれぞれの役の服を着て一斉に現れます。
全員で「ラ・マルセイエーズ」の大合唱の後、それぞれのポーズで静止。
そこにパッと先ほどまでの老いた姿が嘘のようにアントワネットが舞台奥正面に登場し、動きを止めた人々の間を通って前へ歩いてきます。
そこで笑顔のまま深いお辞儀。
舞台と現実が入り混じったような不思議なフィナーレで、それがすごく良かったんですヨー!
晴れやかな笑顔がまた良かった。
それまでは「ウウ・・・・」とタオルで涙を拭う状態だったのが、それによって明るくなったというか、「ぱあああ〜」みたいな。
悲劇だけど後味の悪い話ではないというのがおおきいのかもしれませんが、私はかなり感動しました。
久し振りに芝居に触れた気がした(笑)
これ、まだ当日券が出ているようなので、是非見ていただきたいです。
私ももう一回くらい行くことが出来たらなぁ〜アハハハハハ。
とりあえず機会を探ってみようと思います。
ひとがひとの幸福を壊す恐ろしさ〜『キャバレー』
2004年10月14日 その他舞台関係行ってきました。
えーと、先週あたり・・・・かな?
遠い昔ライザ・ミネリの仰天の美しさに幼い私もメロメロだったという例のアレです。
なんていうか、なんていうか・・・・ほんっとに”痛い”話だったと思いました。
ビデオで観た時は”早く記者に乗るって言えYO!”と、サリーの動向にもっぱら躍起になっていた記憶があるのですが、今回はなんというのか、こう、私はキャバレー見にきたんだよ、ね・・・・?という感じでした。
劇中にこれほど、その場で席を立ってトイレに駆け込みたくなるほど(・・・・)(何故トイレと思ったのか・・・)激痛の走った公演はいまだかつてありません。
それほど痛かった。
戦争に絡めて・・・・というか、あの退廃的な雰囲気と戦争の陰鬱な感じが絶妙に交じり合って、(グローブ座のあの微妙に狭い感じもあるのでしょうが)、息苦しい気持ちにさせます。
疑似体験というにはおこごましいけれど、それほどまでにひとの恐ろしさを肌で感じた公演でもありました。
ゆりちゃん(星奈優里ちゃん)がコメントで「ひとの恐ろしさを感じていただければ・・・・」みたいなことを書いていたのを終演後に読みましたが、一幕最後がほんとにそんな感じで、純粋に何かを信じているひとの突き進んでいる姿の恐ろしさというのでしょうか。
ただひたむきに進んでいくっていうのは、高潔だったり真摯だったりみえるんだけど、このキャバレーは、ひたむきだからこその高潔さが確かにあるんですよね。
だからこそゾッとしたというのか・・・・瞬間的に手を引いてしまいそうな、顔を強張らせてしまうようなものがありました。
すごくリアルだった。
だからとても空恐ろしい気持ちになったんだと思います。
それと、やっぱり聴覚的に飛び込んでくる日本語だったのがおおいにあると思いました。
やっぱり英語とかで聞いている限りでは、恐ろしいと思うんだけどどこか現実感に欠けるんですよね、少なくとも私には。
「殺せ!」と言われるのと「KILL!」というのではやはり耳に飛び込んでくる絶対的な恐怖感は比べ物にならない。
普段自分が使っている言葉、要するに、”もしかしたら同じ言葉を聞くかも知れない恐ろしさ”というような、デジャ・ヴュを感じさせるんだなあと。
翻訳ものの価値はここに集約されていると思います。
本場は本場で確かにマジで感動します。
ウエストサイドもシカゴもこのキャバレーもそうだった。
でも身近に感じるのでは遙かに翻訳ものが一歩先に出るのです。
あの、字幕を見ている瞬間に、私たちは一度現実に立ち返ります。そこで「ああ、これはお芝居だ」と少し安心してしまう。
でも翻訳されていたならば耳に入るのは日本語で、字幕で目を逸らすことも出来ないから見つめていることしか出来ず、引き込まれれば引き込まれるほど眩暈のしそうな恐ろしい現実感にゾッと背筋を凍らせるしかない。そういう感じがします。
逃げようのない恐ろしさ、迫ってくるような迫力でした。
そのキャバレー劇中は、どうでもいいようなところで号泣しちゃってさあ大変。
涙を隠すので大変だったのですが、どうしてか拭いても拭いても止まらない。ついには嗚咽までこぼれかけ、声を堪えるのに精一杯です。
目にこびりついて離れない上条恒彦のあの後姿ですよ・・・・。
ビデオで映画を見たときも切ない気持ちになったシュルツ、今回は切ないを通り越して激痛が走りました。
本当に、嗚咽が止まらなくなってしまったのです。
恥ずかしい話ですが、マジで号泣というのははじめての経験だった・・・・。
お目当ては真矢さんとユリちゃん、ニッキだったはずなのに、唐突に視界に入らなくなってしまったというのか、本当に・・・・とても言葉では言い表せません。
戦争が恐いとかそういうのじゃなくて、戦争が壊してしまった一人の老人の小さな幸福が痛かった。
ナイフでザックリとかいう潔いものではなくて、いつまでも傷口に何かが埋まって、何かの拍子に痛み出すような、それほどのものが胸に刺さって何をどうやっても抜けないほど。今も思い出すたびに涙が溢れそうになるほど、痛かった。
これはおじいちゃんっ子だった私の「老人が不幸になるのは見てられない」という心理が大いに働いたというのもあるのかもしれません(笑)
でも、戦争の恐ろしさっていうのは何を見ても明らかですが、戦争が本当に忌むべきものである最大の理由は、ひとの幸福を木っ端微塵にしてしまうことなんだなと改めて思いました。
エルンストの「だって当然だろ?」みたいなあの感じがさらに恐怖を煽るっていうか、もう・・・・!(嗚咽)
ひとがひとの幸福を木っ端微塵に出来てしまう恐ろしさ、そしてそれを当然のように、純粋に受止められてしまう恐ろしさ、”ナチス”というものに、本気で触れたような気がしました。
芝居でこれなら現実はどれほど恐ろしいものだったのかと思わず考えてしまいました。
「アンネの日記」などもそうですが、迫ってくるものの不気味さ以上に、日常の些細な幸せが余計に「ああ」と思わせるんですよね。
今回のあの、ビミョーなぬいぐるみのフルーツが・・・・。
それを嬉しそうに楽しそうにお皿に盛るシュルツが忘れられません。
本当に、上条さんのシュルツ、そしてあの可愛らしい、幸福の象徴のような、そして残酷な現実を表したようなフルーツ、とてもとても”痛かった”です。
キャストの皆さんについても書きたいのですが、今回ばかりはもうどうにも・・・・!
特に二幕は正直シュルツで埋まってしまったため、本気でそのへん曖昧です。
真矢さんはドラ猫のように可愛かった(笑)
愛すべきちょっとオバカな女の子で、毛皮で蹲ってるところなんてほんとにドラ猫ちゃんみたいでした。可愛かった〜。
ユリちゃんは、あ、あんな悪い子になって・・・・!というくらい驚愕の悪女っぷりでしたが、同じくらい驚愕したのはあの恐るべき脚線美ですよ・・・・!
なんだありゃ!本当に人間の足か!というくらいの衝撃でした。
あれほど足が長かったら私の人生も変わったと思われます。
ユリちゃんがあの足を惜しげもなくさらして喋ってる間、足に釘付けでした。アハハ!
ニッキは何かを・・・・何かを思い出させるんだけど、なんだったかな・・・。とても上手かったと思います。このひとは本当にお芝居上手だと思う。
三拍子揃ってました。
あとはもはや涙でどうにもなりません。
良い公演でした。正直、一生モノの経験が出来たと思います。
でもそれと同じくらい、もう二度と見たくないと思わせるほど私には衝撃的でした。
それはそのまま、”もう二度と同じような体験をさせる戦争を世界のどこでも起こしたくない”という気持ちに繋がらせるものでもあったと思います。
サリーやらなにやらの恋も吹っ飛んで、ひたすら戦争の恐ろしさを感じてしまった公演でした。うーん、それもどうなのかっていう話なんですけど(笑)
とにかくよいミュージカルでした。
特に小○首相あたり、見るにオススメです(笑)
余談ですがあの方の母上は我が母校の同じ学部の出身でして・・・・私のような若輩がいうのもあれですが、お母様は息子の教育を間違えたと思っています。
そういう感じかな。
今週は花組の初日ですが、その前にとにかく「花供養」の感想を・・・・!と歯を食いしばりつつ(笑)
それでは〜。
えーと、先週あたり・・・・かな?
遠い昔ライザ・ミネリの仰天の美しさに幼い私もメロメロだったという例のアレです。
なんていうか、なんていうか・・・・ほんっとに”痛い”話だったと思いました。
ビデオで観た時は”早く記者に乗るって言えYO!”と、サリーの動向にもっぱら躍起になっていた記憶があるのですが、今回はなんというのか、こう、私はキャバレー見にきたんだよ、ね・・・・?という感じでした。
劇中にこれほど、その場で席を立ってトイレに駆け込みたくなるほど(・・・・)(何故トイレと思ったのか・・・)激痛の走った公演はいまだかつてありません。
それほど痛かった。
戦争に絡めて・・・・というか、あの退廃的な雰囲気と戦争の陰鬱な感じが絶妙に交じり合って、(グローブ座のあの微妙に狭い感じもあるのでしょうが)、息苦しい気持ちにさせます。
疑似体験というにはおこごましいけれど、それほどまでにひとの恐ろしさを肌で感じた公演でもありました。
ゆりちゃん(星奈優里ちゃん)がコメントで「ひとの恐ろしさを感じていただければ・・・・」みたいなことを書いていたのを終演後に読みましたが、一幕最後がほんとにそんな感じで、純粋に何かを信じているひとの突き進んでいる姿の恐ろしさというのでしょうか。
ただひたむきに進んでいくっていうのは、高潔だったり真摯だったりみえるんだけど、このキャバレーは、ひたむきだからこその高潔さが確かにあるんですよね。
だからこそゾッとしたというのか・・・・瞬間的に手を引いてしまいそうな、顔を強張らせてしまうようなものがありました。
すごくリアルだった。
だからとても空恐ろしい気持ちになったんだと思います。
それと、やっぱり聴覚的に飛び込んでくる日本語だったのがおおいにあると思いました。
やっぱり英語とかで聞いている限りでは、恐ろしいと思うんだけどどこか現実感に欠けるんですよね、少なくとも私には。
「殺せ!」と言われるのと「KILL!」というのではやはり耳に飛び込んでくる絶対的な恐怖感は比べ物にならない。
普段自分が使っている言葉、要するに、”もしかしたら同じ言葉を聞くかも知れない恐ろしさ”というような、デジャ・ヴュを感じさせるんだなあと。
翻訳ものの価値はここに集約されていると思います。
本場は本場で確かにマジで感動します。
ウエストサイドもシカゴもこのキャバレーもそうだった。
でも身近に感じるのでは遙かに翻訳ものが一歩先に出るのです。
あの、字幕を見ている瞬間に、私たちは一度現実に立ち返ります。そこで「ああ、これはお芝居だ」と少し安心してしまう。
でも翻訳されていたならば耳に入るのは日本語で、字幕で目を逸らすことも出来ないから見つめていることしか出来ず、引き込まれれば引き込まれるほど眩暈のしそうな恐ろしい現実感にゾッと背筋を凍らせるしかない。そういう感じがします。
逃げようのない恐ろしさ、迫ってくるような迫力でした。
そのキャバレー劇中は、どうでもいいようなところで号泣しちゃってさあ大変。
涙を隠すので大変だったのですが、どうしてか拭いても拭いても止まらない。ついには嗚咽までこぼれかけ、声を堪えるのに精一杯です。
目にこびりついて離れない上条恒彦のあの後姿ですよ・・・・。
ビデオで映画を見たときも切ない気持ちになったシュルツ、今回は切ないを通り越して激痛が走りました。
本当に、嗚咽が止まらなくなってしまったのです。
恥ずかしい話ですが、マジで号泣というのははじめての経験だった・・・・。
お目当ては真矢さんとユリちゃん、ニッキだったはずなのに、唐突に視界に入らなくなってしまったというのか、本当に・・・・とても言葉では言い表せません。
戦争が恐いとかそういうのじゃなくて、戦争が壊してしまった一人の老人の小さな幸福が痛かった。
ナイフでザックリとかいう潔いものではなくて、いつまでも傷口に何かが埋まって、何かの拍子に痛み出すような、それほどのものが胸に刺さって何をどうやっても抜けないほど。今も思い出すたびに涙が溢れそうになるほど、痛かった。
これはおじいちゃんっ子だった私の「老人が不幸になるのは見てられない」という心理が大いに働いたというのもあるのかもしれません(笑)
でも、戦争の恐ろしさっていうのは何を見ても明らかですが、戦争が本当に忌むべきものである最大の理由は、ひとの幸福を木っ端微塵にしてしまうことなんだなと改めて思いました。
エルンストの「だって当然だろ?」みたいなあの感じがさらに恐怖を煽るっていうか、もう・・・・!(嗚咽)
ひとがひとの幸福を木っ端微塵に出来てしまう恐ろしさ、そしてそれを当然のように、純粋に受止められてしまう恐ろしさ、”ナチス”というものに、本気で触れたような気がしました。
芝居でこれなら現実はどれほど恐ろしいものだったのかと思わず考えてしまいました。
「アンネの日記」などもそうですが、迫ってくるものの不気味さ以上に、日常の些細な幸せが余計に「ああ」と思わせるんですよね。
今回のあの、ビミョーなぬいぐるみのフルーツが・・・・。
それを嬉しそうに楽しそうにお皿に盛るシュルツが忘れられません。
本当に、上条さんのシュルツ、そしてあの可愛らしい、幸福の象徴のような、そして残酷な現実を表したようなフルーツ、とてもとても”痛かった”です。
キャストの皆さんについても書きたいのですが、今回ばかりはもうどうにも・・・・!
特に二幕は正直シュルツで埋まってしまったため、本気でそのへん曖昧です。
真矢さんはドラ猫のように可愛かった(笑)
愛すべきちょっとオバカな女の子で、毛皮で蹲ってるところなんてほんとにドラ猫ちゃんみたいでした。可愛かった〜。
ユリちゃんは、あ、あんな悪い子になって・・・・!というくらい驚愕の悪女っぷりでしたが、同じくらい驚愕したのはあの恐るべき脚線美ですよ・・・・!
なんだありゃ!本当に人間の足か!というくらいの衝撃でした。
あれほど足が長かったら私の人生も変わったと思われます。
ユリちゃんがあの足を惜しげもなくさらして喋ってる間、足に釘付けでした。アハハ!
ニッキは何かを・・・・何かを思い出させるんだけど、なんだったかな・・・。とても上手かったと思います。このひとは本当にお芝居上手だと思う。
三拍子揃ってました。
あとはもはや涙でどうにもなりません。
良い公演でした。正直、一生モノの経験が出来たと思います。
でもそれと同じくらい、もう二度と見たくないと思わせるほど私には衝撃的でした。
それはそのまま、”もう二度と同じような体験をさせる戦争を世界のどこでも起こしたくない”という気持ちに繋がらせるものでもあったと思います。
サリーやらなにやらの恋も吹っ飛んで、ひたすら戦争の恐ろしさを感じてしまった公演でした。うーん、それもどうなのかっていう話なんですけど(笑)
とにかくよいミュージカルでした。
特に小○首相あたり、見るにオススメです(笑)
余談ですがあの方の母上は我が母校の同じ学部の出身でして・・・・私のような若輩がいうのもあれですが、お母様は息子の教育を間違えたと思っています。
そういう感じかな。
今週は花組の初日ですが、その前にとにかく「花供養」の感想を・・・・!と歯を食いしばりつつ(笑)
それでは〜。