激震のエリザベート発表から何日か経ちました。
その間に私の中では
三月はじめに大劇場でエリザベート観劇→宿泊→トヨちゃん主演舞台観劇
という魔の散財計画が大体出来上がったという感じです。
来年初の一人旅も宝塚なのか・・・。
さえちゃんのトート自体は楽しみにしてますし、あさこちゃんがどういうエリザに変身してくれるのか楽しみにもなってきたので、よーし観に行くぞ!という意気込みで。
それにトヨちゃんが主演ですからね!
これは行くぞと思っていたので、エリザも東京では絶対に手に入らないだろうし、この際だから大劇場でエリザベートを観劇していこうと・・・・。
正直この宝塚版エリザベート、二回からの観劇経験しかないので、今度は是非一階席で見てみたいなあと思っています。
就活もありますし、万難を排して遠征に行こうかと・・・・!
ぶっちゃけケロちゃん退団とトヨちゃんが出ないということで「王家に捧ぐ歌」は少し熱が冷めた状態なので、その辺のお金を上手く廻すことが出来れば・・・・。
エリザベートに関しては、いずれ劣らぬ宝塚の名作中の名作です。
私もこのエリザベートでドップリ宝塚にはまりこんでしまったわけで、そういう意味でとても思い入れのある作品になりました。
あの発表の時、花組のエリザベートでルキーニやってたアサコちゃんが、オイオイ、エリザベートかよ!!と思ったものですが、そのへんもまあ面白い効果になるんじゃないかなと思います。
ただ「風とともに去りぬ」を見た限りでは、普通の娘役ではありえないようなあの肩がね・・・・!!
あんなに可愛いのになんで舞台になるとあんなにごつくなってしまうのか(笑)
その辺が非常に心配ですが、エリザベートが裏に持っている勝気さやある種の独り善がりな傲慢さを、男役ならではの振り幅で出していけるのではないかと思います。
最近まで帝劇で東宝エリザをやっていましたが、今回の再演でかなり大幅に演出が変わってしまって驚いたのも新鮮な思い出です。
あの斬新というか、賛否両論巻き起こすこと必至の演出(笑)から想像するに、演出の小池先生は、もしかしたら今、エリザベートという作品に改革を求めてるのかもしれない(笑)
それまではある意味、「嫁姑戦争」「すれ違い」という主婦層にはクリーンヒットな題材と、「死」という海外では受け入れにくいもので日本人の感性にはピッタリのテーマでメガヒットになってた部分もあると思う。
でも今回色んな演出の違いや今までなかった場面が付け足されることで、どこの評論にもありましたが「かわいそうなエリザベート」ではなくなってしまった。
要するに「実際はこうでした」系の演出に代わってしまったわけで、夢が破れた分新しい発見もたくさんありました。
東宝はほんとに全面に「エリザベート!!」と押し出してきたような感じで、今まで上手く日本人の心に添うようにオブラートに包んできた場面をこれ以上ないほど明確かつ、色んな意味でアカラサマに出してしまったんですよね。
だから私も最初拒絶反応を起こしてしまったのですが、あれもよくよく見れば「エリザベート」というタイトルが示す通り、エリザベートそのものを鮮烈に描き出したという点で優れていたんじゃないかと思います。
翻弄されるのではなく、自分から選んでいく。自分で生きていく。それが出来ないというジレンマと曲げられない信念の間で板ばさみになって次第に挫け、老いていくというエリザベートの姿がとてもリアルでした。
だから今回も色んな意味で斬新、良い意味でスマートな舞台になるのではないかと思いますが・・・・。
今、宝塚歌劇団という劇団で上演する演目の中で、娘役の指標の一つにもなっている「エリザベート」役に、男役のアサコちゃんを持ってきた。
そのことで賛否両論様々ですが、でも東宝のエリザベートも初代トート閣下の一路さまです。
ということは、もしかしたら今度の宝塚のエリザベートも・・・・?と個人的に考えるところもあるのですが、それは見てのお楽しみということで・・・・。
これで完全に新演出のエリザベートに転換してきたとするなら、この異色の配役、成功に大きく一歩踏み出すと思います。
まあでも全ての娘役を軽んずるようなアレに決して満足しているわけではないのですが。
とりあえず私の現在の一番の不満である主演娘役の不在という問題は解決されたわけでもないし、その辺は非常に不満(笑)
「宝塚」という異色が王道である劇団で上演する以上、不文律を決して侵すべきではないという私の主張は変わりません。
その異色こそが、多くのひとを惹きつけ魅了する要因なのですから。
とにかく色々期待です。
あと配役も色々微妙すぎる選択だと思いますが、そのへん劇団はどうするつもりなのでしょうか。
あと、個人的に新人公演のエリザベートも男役を希望いたします(笑)
そういえばこの間「ミス・サイゴン」を観に行きましたよー!
「ああ」って感じで、確かにとってもタイムリー。
正直そこまで絶賛されるような舞台とは思わなかったのですが、役者さんが本当にリアルでした。
クリス役がヨッシー(@井上芳雄)だったのですが、多分役的に一番近いキャスティングだったのではないかと思います。
キムにとっては裏切り以外の何者でもない「やり直したかった」という言葉も、ヨッシーの若さと演技がそれを納得させてしまうんですね。
蝶々夫人の焼き直しくさく思えるところもミソですが、どうにも・・・・。
後味の悪さが残りまくるという点で、これはちょっとというのが本音の感想です。
ただ、席がセンターにも関わらず、前の人の身長が高すぎるせいで、舞台のセンターが全く見えなかったんですよね。
よっぽど「申し訳ないんですけどちょっとだけ頭を下げていただけませんか」と言おうかと思ったのですが、よく見たらそのひとの前も身長高い!!
こりゃあ私の前の人も背伸びするしかないだろうという感じで、とても言い出せませんでした。
ただ、私のお隣が5〜6席ほど空いていて、第二幕からコッソリ移らせていただいたのですが・・・・。
その分第一幕の印象が非常に薄く、何も見えなかったという点で公演自体の印象もよくなかったんですね。移ってからは感情移入で「おお〜」という感じだったので、もう一回観に行ってパンフレットを買って来たら、その時ワーワーやろうと思います。
それでは上手くまとめたあたりで!
その間に私の中では
三月はじめに大劇場でエリザベート観劇→宿泊→トヨちゃん主演舞台観劇
という魔の散財計画が大体出来上がったという感じです。
来年初の一人旅も宝塚なのか・・・。
さえちゃんのトート自体は楽しみにしてますし、あさこちゃんがどういうエリザに変身してくれるのか楽しみにもなってきたので、よーし観に行くぞ!という意気込みで。
それにトヨちゃんが主演ですからね!
これは行くぞと思っていたので、エリザも東京では絶対に手に入らないだろうし、この際だから大劇場でエリザベートを観劇していこうと・・・・。
正直この宝塚版エリザベート、二回からの観劇経験しかないので、今度は是非一階席で見てみたいなあと思っています。
就活もありますし、万難を排して遠征に行こうかと・・・・!
ぶっちゃけケロちゃん退団とトヨちゃんが出ないということで「王家に捧ぐ歌」は少し熱が冷めた状態なので、その辺のお金を上手く廻すことが出来れば・・・・。
エリザベートに関しては、いずれ劣らぬ宝塚の名作中の名作です。
私もこのエリザベートでドップリ宝塚にはまりこんでしまったわけで、そういう意味でとても思い入れのある作品になりました。
あの発表の時、花組のエリザベートでルキーニやってたアサコちゃんが、オイオイ、エリザベートかよ!!と思ったものですが、そのへんもまあ面白い効果になるんじゃないかなと思います。
ただ「風とともに去りぬ」を見た限りでは、普通の娘役ではありえないようなあの肩がね・・・・!!
あんなに可愛いのになんで舞台になるとあんなにごつくなってしまうのか(笑)
その辺が非常に心配ですが、エリザベートが裏に持っている勝気さやある種の独り善がりな傲慢さを、男役ならではの振り幅で出していけるのではないかと思います。
最近まで帝劇で東宝エリザをやっていましたが、今回の再演でかなり大幅に演出が変わってしまって驚いたのも新鮮な思い出です。
あの斬新というか、賛否両論巻き起こすこと必至の演出(笑)から想像するに、演出の小池先生は、もしかしたら今、エリザベートという作品に改革を求めてるのかもしれない(笑)
それまではある意味、「嫁姑戦争」「すれ違い」という主婦層にはクリーンヒットな題材と、「死」という海外では受け入れにくいもので日本人の感性にはピッタリのテーマでメガヒットになってた部分もあると思う。
でも今回色んな演出の違いや今までなかった場面が付け足されることで、どこの評論にもありましたが「かわいそうなエリザベート」ではなくなってしまった。
要するに「実際はこうでした」系の演出に代わってしまったわけで、夢が破れた分新しい発見もたくさんありました。
東宝はほんとに全面に「エリザベート!!」と押し出してきたような感じで、今まで上手く日本人の心に添うようにオブラートに包んできた場面をこれ以上ないほど明確かつ、色んな意味でアカラサマに出してしまったんですよね。
だから私も最初拒絶反応を起こしてしまったのですが、あれもよくよく見れば「エリザベート」というタイトルが示す通り、エリザベートそのものを鮮烈に描き出したという点で優れていたんじゃないかと思います。
翻弄されるのではなく、自分から選んでいく。自分で生きていく。それが出来ないというジレンマと曲げられない信念の間で板ばさみになって次第に挫け、老いていくというエリザベートの姿がとてもリアルでした。
だから今回も色んな意味で斬新、良い意味でスマートな舞台になるのではないかと思いますが・・・・。
今、宝塚歌劇団という劇団で上演する演目の中で、娘役の指標の一つにもなっている「エリザベート」役に、男役のアサコちゃんを持ってきた。
そのことで賛否両論様々ですが、でも東宝のエリザベートも初代トート閣下の一路さまです。
ということは、もしかしたら今度の宝塚のエリザベートも・・・・?と個人的に考えるところもあるのですが、それは見てのお楽しみということで・・・・。
これで完全に新演出のエリザベートに転換してきたとするなら、この異色の配役、成功に大きく一歩踏み出すと思います。
まあでも全ての娘役を軽んずるようなアレに決して満足しているわけではないのですが。
とりあえず私の現在の一番の不満である主演娘役の不在という問題は解決されたわけでもないし、その辺は非常に不満(笑)
「宝塚」という異色が王道である劇団で上演する以上、不文律を決して侵すべきではないという私の主張は変わりません。
その異色こそが、多くのひとを惹きつけ魅了する要因なのですから。
とにかく色々期待です。
あと配役も色々微妙すぎる選択だと思いますが、そのへん劇団はどうするつもりなのでしょうか。
あと、個人的に新人公演のエリザベートも男役を希望いたします(笑)
そういえばこの間「ミス・サイゴン」を観に行きましたよー!
「ああ」って感じで、確かにとってもタイムリー。
正直そこまで絶賛されるような舞台とは思わなかったのですが、役者さんが本当にリアルでした。
クリス役がヨッシー(@井上芳雄)だったのですが、多分役的に一番近いキャスティングだったのではないかと思います。
キムにとっては裏切り以外の何者でもない「やり直したかった」という言葉も、ヨッシーの若さと演技がそれを納得させてしまうんですね。
蝶々夫人の焼き直しくさく思えるところもミソですが、どうにも・・・・。
後味の悪さが残りまくるという点で、これはちょっとというのが本音の感想です。
ただ、席がセンターにも関わらず、前の人の身長が高すぎるせいで、舞台のセンターが全く見えなかったんですよね。
よっぽど「申し訳ないんですけどちょっとだけ頭を下げていただけませんか」と言おうかと思ったのですが、よく見たらそのひとの前も身長高い!!
こりゃあ私の前の人も背伸びするしかないだろうという感じで、とても言い出せませんでした。
ただ、私のお隣が5〜6席ほど空いていて、第二幕からコッソリ移らせていただいたのですが・・・・。
その分第一幕の印象が非常に薄く、何も見えなかったという点で公演自体の印象もよくなかったんですね。移ってからは感情移入で「おお〜」という感じだったので、もう一回観に行ってパンフレットを買って来たら、その時ワーワーやろうと思います。
それでは上手くまとめたあたりで!
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