今年ももう少しでおしまいです。
思えばサイトの日記が一時不調になり、どうにもならなくなったことから探し出してきた日記にすぎないもののはずでした(笑)
それが宝塚やら舞台やらの感想を載せることにして、そこからまた輪が広がって、という感じで、本当に幸せな一年だったと思います。
あのひとが好き!という気持ちだけで突っ走ってきてしまいましたが・・・・うーん、来年はどうなるんでしょう。
本当は今年何組に何回行ったかとか、他の舞台の回数も・・・・と思って数えていたのですが、ありえない数になったのでなかったことにしました。
回数はなんと月組がトップ。
次点が宙組、次いで星組でした。
雪と花は一公演一回か多くて二回なので、これだけ見たら一般人の感激回数と殆ど変わらないと思います。
回数を載せない分じゃあ他に・・・・ということで、2004年の個人的ベスト芝居・ショーを宝塚と宝塚以外ということで。
★今年のベスト芝居:月組『飛鳥夕映え』
もうこれはほんとに個人的には文句なしの勢いで(笑)
ほんとに燃えに燃えた作品でした。
回数的にはファントムがダントツなのですが、それでも私にとってこの「飛鳥夕映え」という作品は本当に、言葉に言い表せないほどのものを感じたものだったのです。
大劇場で、芝居が始まって立ち上がり振り向いたさえちゃんの笑顔、そして何よりも最後の「瑪瑙、二人で唐の国へ行こう」という言葉が場内に響き渡った瞬間、何の前触れもなしにボロリとこぼれた涙をとても忘れることはできません。もう生涯この感動を抱きつづけていくんだろうと思いました(笑)
正直、柴田先生だから話は絶対大丈夫に違いないとは思っていましたが、泣くとは微塵も思っていなかったのですよ・・・。
ファントムはもう、「絶対泣く!」と覚悟していった作品だったため、予想違わず思い切り涙涙の大合唱で、一緒に観に行った友人はさぞや薄気味悪かったことだろうと思います。
全体的にやや冗長な場面もあるにはありましたが、私にとってはこの作品は、かけがえのないものです。ご贔屓のいる組よりもどこよりも長ったらしい感想を日記で随分書きました(笑)もうそれはそれは長くて、でもそれは私はこの作品と、そしてさえちゃんとくららちゃんの雰囲気に見事に酔っていたんだと思います。
二人がにっこりと手を取り合って、つたない仕草で優しい雰囲気を紡いでいくのを見るのは、本当に幸せでした。
本当の本当に、とても好きだった。あの日の感動を、タオルを出す間もなくこぼれ落ち、溢れかえるそれをティッシュでどうにか拭きながらトイレに駆け込んだ思い出を、生涯胸に抱いて生きていこうと思います(笑)
そしてここだけのお話ですが、私は自分が「このひとが私のご贔屓です」と思っているひとよりも、実はさえちゃんを一番に愛しているのではないかと思う時があります(笑)
★ベストショー:月組『タカラヅカ絢爛?』
多分上と同じ理由です。
「ロマンチカ」もなあと思ったのですが、なんていうか・・・・なんていうか、言葉には言い表せないけど好きだった(笑)
ハリケーンの場面がもう大好きで、毎回見るたびにそれの場面になるのをずっと楽しみにしていました。
他の部分もほんとに面白くて、始まったらすぐに終わってしまったショーでした。
何から何まで好き過ぎた・・・・。
「ロマンチカ」は全ては檀ちゃんの美しさに凝縮されていたな、と・・・・!博多で見たときよりも東京のはぐっと凝縮されていて、見るたびにガラスを透かして映したような曖昧さが漂う、不思議に退廃した美しいまぼろしを垣間見ているような気分になりました。
明るいけど、どこかにどんよりと澱んでいる部分があるというのか、明るいけれど、からっとしたものではない、本当に不思議で素敵なショーだったと思います。
正直星組公演は入り待ちやら出待ちやらの記憶が強烈すぎて、「アレ〜?」というところも大きいです(笑)公演期間中は幸せだったなあ。
★ベスト芝居(宝塚以外):『マリー・アントワネット』『ロミオとジュリエット』
こちらも文句なしに。
『マリー・アントワネット』は、大地真央さんから直接放り投げてもらったバラをいただくという、今年の幸せを全て使い果たしたような幸運にめぐり合った公演でした(笑)
詳しくは日記で書きまくったので省きますが、輝くばかりに美しいマリー・アントワネットであり、ひたむきに生きようとして、最後まで成長していくひとのお話だったと思います。
これを日本人が作ったっていうのは、本当に素晴らしいことだと思いました。もう最後とか号泣だよ(笑)出演者の皆様ももちろんですが、脚本、演出、その他至るところまで文句なしの公演でした。
再演してくれたら今度はもっと行きますYO!
『ロミオとジュリエット』は思いがけず千秋楽に行くことが出来、一年の最後に飛び込んできたステキ芝居でした。
どのロミオよりも人間的で、若者で、恋人の一言一言に身もだえしたり泣いたり赤面したり、文字通り一喜一憂する藤原君のロミオが素晴らしかった。
「私の大好きなひと」と呼ばれて床に転がって、顔を真っ赤にして涙ながらに「幸せだ〜」と呟くロミオがいまだかつていたでしょうか(笑)
ジュリエットの鈴木杏ちゃんも可愛すぎて、とろけてしまいそうでした。もうほんとに、文句なしに可愛かった〜!そこにいるだけで愛らしくて、話し始めれば幼い小鳥のようなジュリエット、恋に突っ走って、最後の最後まで駆け抜けてしまう気概をどんどん目覚めさせていくジュリエットでした。
ひたむきで純粋で、立ち止まることを知らずどこまでも駆け抜けていくことしか出来ないから、もどかしくてもこの作品はこんなに素晴らしいんだなあということを改めて実感しました。
いや、ニナガワさん、天晴れ(笑)
人間のもっている、恋の原始の姿を見たお芝居でした。
こんな感じでしょうか。
あくまでも個人的なものですが、一年振り返ると藤原君じゃないですが、「幸せだ〜」という一年でした。
来年もそんな一年になりますように。
そして就活!頑張りますよ〜!
それでは皆様、よいお年をお迎えくださいませ。
思えばサイトの日記が一時不調になり、どうにもならなくなったことから探し出してきた日記にすぎないもののはずでした(笑)
それが宝塚やら舞台やらの感想を載せることにして、そこからまた輪が広がって、という感じで、本当に幸せな一年だったと思います。
あのひとが好き!という気持ちだけで突っ走ってきてしまいましたが・・・・うーん、来年はどうなるんでしょう。
本当は今年何組に何回行ったかとか、他の舞台の回数も・・・・と思って数えていたのですが、ありえない数になったのでなかったことにしました。
回数はなんと月組がトップ。
次点が宙組、次いで星組でした。
雪と花は一公演一回か多くて二回なので、これだけ見たら一般人の感激回数と殆ど変わらないと思います。
回数を載せない分じゃあ他に・・・・ということで、2004年の個人的ベスト芝居・ショーを宝塚と宝塚以外ということで。
★今年のベスト芝居:月組『飛鳥夕映え』
もうこれはほんとに個人的には文句なしの勢いで(笑)
ほんとに燃えに燃えた作品でした。
回数的にはファントムがダントツなのですが、それでも私にとってこの「飛鳥夕映え」という作品は本当に、言葉に言い表せないほどのものを感じたものだったのです。
大劇場で、芝居が始まって立ち上がり振り向いたさえちゃんの笑顔、そして何よりも最後の「瑪瑙、二人で唐の国へ行こう」という言葉が場内に響き渡った瞬間、何の前触れもなしにボロリとこぼれた涙をとても忘れることはできません。もう生涯この感動を抱きつづけていくんだろうと思いました(笑)
正直、柴田先生だから話は絶対大丈夫に違いないとは思っていましたが、泣くとは微塵も思っていなかったのですよ・・・。
ファントムはもう、「絶対泣く!」と覚悟していった作品だったため、予想違わず思い切り涙涙の大合唱で、一緒に観に行った友人はさぞや薄気味悪かったことだろうと思います。
全体的にやや冗長な場面もあるにはありましたが、私にとってはこの作品は、かけがえのないものです。ご贔屓のいる組よりもどこよりも長ったらしい感想を日記で随分書きました(笑)もうそれはそれは長くて、でもそれは私はこの作品と、そしてさえちゃんとくららちゃんの雰囲気に見事に酔っていたんだと思います。
二人がにっこりと手を取り合って、つたない仕草で優しい雰囲気を紡いでいくのを見るのは、本当に幸せでした。
本当の本当に、とても好きだった。あの日の感動を、タオルを出す間もなくこぼれ落ち、溢れかえるそれをティッシュでどうにか拭きながらトイレに駆け込んだ思い出を、生涯胸に抱いて生きていこうと思います(笑)
そしてここだけのお話ですが、私は自分が「このひとが私のご贔屓です」と思っているひとよりも、実はさえちゃんを一番に愛しているのではないかと思う時があります(笑)
★ベストショー:月組『タカラヅカ絢爛?』
多分上と同じ理由です。
「ロマンチカ」もなあと思ったのですが、なんていうか・・・・なんていうか、言葉には言い表せないけど好きだった(笑)
ハリケーンの場面がもう大好きで、毎回見るたびにそれの場面になるのをずっと楽しみにしていました。
他の部分もほんとに面白くて、始まったらすぐに終わってしまったショーでした。
何から何まで好き過ぎた・・・・。
「ロマンチカ」は全ては檀ちゃんの美しさに凝縮されていたな、と・・・・!博多で見たときよりも東京のはぐっと凝縮されていて、見るたびにガラスを透かして映したような曖昧さが漂う、不思議に退廃した美しいまぼろしを垣間見ているような気分になりました。
明るいけど、どこかにどんよりと澱んでいる部分があるというのか、明るいけれど、からっとしたものではない、本当に不思議で素敵なショーだったと思います。
正直星組公演は入り待ちやら出待ちやらの記憶が強烈すぎて、「アレ〜?」というところも大きいです(笑)公演期間中は幸せだったなあ。
★ベスト芝居(宝塚以外):『マリー・アントワネット』『ロミオとジュリエット』
こちらも文句なしに。
『マリー・アントワネット』は、大地真央さんから直接放り投げてもらったバラをいただくという、今年の幸せを全て使い果たしたような幸運にめぐり合った公演でした(笑)
詳しくは日記で書きまくったので省きますが、輝くばかりに美しいマリー・アントワネットであり、ひたむきに生きようとして、最後まで成長していくひとのお話だったと思います。
これを日本人が作ったっていうのは、本当に素晴らしいことだと思いました。もう最後とか号泣だよ(笑)出演者の皆様ももちろんですが、脚本、演出、その他至るところまで文句なしの公演でした。
再演してくれたら今度はもっと行きますYO!
『ロミオとジュリエット』は思いがけず千秋楽に行くことが出来、一年の最後に飛び込んできたステキ芝居でした。
どのロミオよりも人間的で、若者で、恋人の一言一言に身もだえしたり泣いたり赤面したり、文字通り一喜一憂する藤原君のロミオが素晴らしかった。
「私の大好きなひと」と呼ばれて床に転がって、顔を真っ赤にして涙ながらに「幸せだ〜」と呟くロミオがいまだかつていたでしょうか(笑)
ジュリエットの鈴木杏ちゃんも可愛すぎて、とろけてしまいそうでした。もうほんとに、文句なしに可愛かった〜!そこにいるだけで愛らしくて、話し始めれば幼い小鳥のようなジュリエット、恋に突っ走って、最後の最後まで駆け抜けてしまう気概をどんどん目覚めさせていくジュリエットでした。
ひたむきで純粋で、立ち止まることを知らずどこまでも駆け抜けていくことしか出来ないから、もどかしくてもこの作品はこんなに素晴らしいんだなあということを改めて実感しました。
いや、ニナガワさん、天晴れ(笑)
人間のもっている、恋の原始の姿を見たお芝居でした。
こんな感じでしょうか。
あくまでも個人的なものですが、一年振り返ると藤原君じゃないですが、「幸せだ〜」という一年でした。
来年もそんな一年になりますように。
そして就活!頑張りますよ〜!
それでは皆様、よいお年をお迎えくださいませ。
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