10日見てきました。
なんと二階一列ー!わ、私は東京ではもう良い席では見られないと思っていたのに・・・・だから大劇まで遠征したのに・・・・!

なんだかもう色んな場所で感想を拝見しておなかイッパイになってしまい、私がどうこう言うこともないのですが、やっぱりとてもよかったです。
最初のプロローグできりやんが「語っておくれ・・・・さあ!」と言って黄泉の世界がバーンと広がるところはいつも「フォオオオオオ〜〜!!」と大興奮で見てますよ!
しかし私も慣れてきて余裕が出てきてしまい、棺の下で蹲ってるユウヒちゃんやらガイチやらヒロミちゃんやらを発見してしまって、「そうだよね・・・・ずっと不思議に思ってたんだよ。本当に寝転がってるわけないもんな・・・・!」と思いました。
謎が一つ解けた感じです。
でも何故かしら・・・・とても切ない気持ちに・・・・。

他はやっぱりな!申し分ないな!というか

さえちゃんはこんなに上手くなれるのに、貴方一体今までのお稽古で何やってたの・・・・!!

と思いました。
もう、バカァ!(悶)
そんな貴方にメロメロキュンです。
東京に来てから更にお歌も上手くなって私は本当に嬉しかった(笑)
浮気発覚の場面でアサコちゃんに「死ねばいい!」というところも、いつも以上に髪の毛をバッサー!とかきあげていて、それがかき上げすぎてくちびるに引っかかりかけたのもご愛嬌です。
さえちゃんのために書き下ろされた役ではありませんが、さえちゃんならではのトートに仕上げられているのではないかなと思います。
とにかく本当に良かった。千秋楽にはどうなってしまうのか自分でも怖いのですけれども(笑)
あさこちゃんはこれまた更に美しくなっていて二重にビックリ。
どんどん細くなってしまって、無理なダイエットをしているんじゃないかしら・・・・!とムラではちょっと心配になったりもしましたが、高い声もより出るようになっていたり、演技が共感出来るというか、説得力のある声の出し方で「おお〜!」と思いました。
精神病院のシーンとか、皇太子殿下に「おやすみなさい」とそっと声をかけていってしまうところとか、こんなに上手な役者さんだったっけ?と思ってしまいました、よ・・・!
凛と立つ姿が美しく、とても艶やかでステキでした。
他の皆さんもそれぞれ麗しくステキなカッコマンにカッコウーマン達で、私は就活でささくれ立った心も幾分和らげられた心地です。
宝塚に行っているからこそ、日々の不満や鬱憤もジュワ〜と溶けていってしまうのかもしれません。
凄まじく金のかかる二ヶ月ですが、トットコ劇場に足を運びつつ、勉強に就活に励みつつといった感じです。
ああ、でもエリザが就活にかぶらなくて本当に良かった(笑)

雪組の「睡れる月」に関しては、もうよかったの一言なんですけれども(笑)
話もさることながら、描写がとても美しかったという印象を受けました。
とにかくよかった・・・・か、かしちゃんが!!(キュン)
コムちゃんを想いすぎて、その行動が全てから回るかしちゃんの宮様が愛しすぎました。
そりゃー、あんなに可愛い義弟がいたら自分を売り飛ばしても守ってやろうと思うだろうさ。
幕が上がって、一人立つコムちゃんの姿が壮絶にステキで、そのときから「おおおおお〜!!」と大興奮。
大きな弓月に、月光のように差し込むライトが非常に美しく映えて、日本モノの鏡のような作品になっていたのではないかと思います。
お話も微妙にややこしい時代ですが、上手く裁いていたように感じました。
大野先生は、本当に私の感性とバッチリ合ってるなあ!(笑)
言葉遣いも滑らかで美しく、また所作も整っていて非常に見ごたえがありました。久しぶりの”日本ものの雪組”を堪能した気持ちです。
弓を引く、そして放たれるという動作を象徴したかのような弓月に、あの藤の木がね・・・・!
まーちゃんがその下に佇んでいると「妖精さんだ・・・!」という感じがとてもしました(笑)本当に綺麗でしたよー!
桜や梅よりも藤というのが爽やかで清々しく、切なさアップに大いに役立っていました(笑)
もう・・・・もう、本当に綺麗だった(ほんとに!)(強調)
今回はセットも本当に良くできていて、つい最近京都に行ってきたばかりということもあって「ウッヒョ〜素晴らしい〜!」と感嘆符の嵐が・・・・!
コムちゃんとまーちゃんはまたしても結ばれないのですが(つくづく謎だ・・・)、ちょっとしたやりとりがこれがまた可愛らしくてですね!
大君の所作をちょちょっと直してあげる中納言の仕草が優しくて、それが要所要所で何度もリフレインされるのも優しく哀しく美しい光景でした。
シナちゃんもとっても可愛かったです。
「いつの日か再び廻り会う日のあらんことを!」という台詞を、一幕と二幕で重ねたのも余韻の残る効果でした。
宮様に萌死にしそうになりつつも、やはり切なかったです。
二回目に見に行ったときは、ラストで事切れたコムちゃんにそっと頬を寄せるかしちゃんから涙が滑り落ちたりしてさー!
なんという美しい涙なんだー!
美人から出てくるものは涙すらも美しいのかー!!
本当に、情緒や趣深さを備えた佳作だったのではと思います。
最近お芝居では「ああ〜」という感じが無きにしも非ずだったので(すみません)、その辺りが一気に解消されたような気がしました。
いやあ、ホラ、あれですよ。
その前に見た青年館がとってもステキななんちゃって日本ものだったからさ!(笑)
あれもあれで非常に美しかったことに変わりはないのですが、構成と何よりも考証がしっかりしている分、見ていて本当に「来てよかったよ今日〜!」と思えました。
本当に楽しかったー!
福岡までもう行ってしまったのが寂しいくらいですが、そちらでもどうぞ健康に気をつけて頑張ってくれますように。
ああ、もう、これはDVDも買ってしまうかも!!というくらいのトキメキでした。
ほんとによかったー!!
ラブ!!

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