二年か、もしかしたら三年ほど前になりますか、私は5月22日に、サヨナラショーを一度見ました。
その時の公演組は宙組、サヨナラショーをしたひとは直ちゃん、伊織直加ちゃん。(さえちゃんと同じ一文字が・・・!)
ラスト付近はもう号泣で、「自分がこんなに泣き虫だなんて思わなかった」と声を震わせながらご挨拶をしたひとを見送って、まさかまた同じに、今度は死ぬほど好きなひとを見送ることになるとは思ってもいませんでした。
というか、宝塚(のご贔屓)に捧げつくして破産することになるとは・・・・。
それを後悔していない自分が、一番恐ろしいです。

というわけで(笑)、昨日は皆様、お疲れ様でございました。
もう、もう、スーパーステキな千秋楽でした。
最後の最後までさえちゃん一色で過ごした私は、落ち込むとかそういうものを飛び越してしまい、寂しさと一緒に「見送った!」という充実感でいっぱいです。
ああ、本当に好きだったんだ、私は本当に幸せだったと思い、そう思わせてくれたさえちゃんに心から「ありがとう」と言えた(というか絶叫した)ので、心残りはありません。
悔いはないぞ!(笑)
というわけで、既におぼろげになりかけている本編の方からご報告までに(笑)

●エリザベート本編
基本的になんら変わりのない・・・・というか、最終回だからこそのアドリブというのは殆どなかったかな。
ただ最後というだけあって、凄まじい熱気でした。

●第一場「プロローグ」
私は本当にこの場面が好きで(笑)、いつも本当に、ここを楽しみに行っていました。
「誰も知らない真実」という言葉と「エリザベート!エリザベート!」という言葉が入り混じって、「なんなんだ、お前達は生前エリザベートに弱みでも握られていたのか」と思うほどの熱気がエリザベートの魂を呼び込んだぞー!という感じで、見るたびにウッキウキでした。
最初にさえちゃんトートを観たとき、あまりにも素晴らしい上達具合に(*ファンの意見です)超感動して、まだ物語がはじまってもいないというのに涙がゴーだったことも、とても幸せな思い出の一つです(笑)
本編を見たことに対する感動だったのか、さえちゃんのトートを観たことに対する感動だったのか、いまでもよくわかりません。

●第二場〜第八場
エリザベートのあさこちゃんの可愛らしいことといったら!
ナチュラルに可愛く、組長の「フランス語の時間よ!」という言葉に「はーい」と答える姿もめっちゃ素なところがもう、可愛くてね!
こりゃー、父親だったら可愛がるのも納得のシシィで、私は本当にメロメロでした。可愛かったー!
星原先輩も娘をメロメロリンに甘やかしている感じがまたステキなミドルで、こんな父親がいいもんだな!ステキ、星原センパイ!と思ったものでございました。
フランツィーも、あのメロメロ加減は忘れられません。
ウィーンの皇帝の私室を見た人間としては、実物に一番近いような気が・・・した・・・・。
普通執務室の机のさ、正面には窓がありますよね。やっぱり気が疲れますし、正直シシィよりも自由に飛んでいく空が必要だったのは皇帝自身だったでしょう。だからこそ重ねあわせたのかもしれないし、惹かれたのかもしれませんが、皇帝の部屋は・・・・うん、窓はあった。でかかった。
んが、その机と窓の間に、バカでかいシシィの肖像画がバーン!と飾ってあるために、窓の存在が机の視点から消えていました。
しかもまわりは殆どシシィ!家族の写真ちっちゃ!しかも少な!
オイオイオイオイ、この部屋は何なんだ。フランツの妄想部屋かと思うほどのシシィ部屋で、何のための部屋なんだか見てる途中でわからなくなって、その先は考えるのをやめました。
シシィはとりあえず、あの世で夫に懺悔するべきです。
とにかくメロメロだった。そして胸に飛び込んでいきたいほどにステキフランツでしたよ!
やっぱりトートとは正反対ながら、シシィを引き寄せた何かがないとエリザベートの物語自体が存在し得ないので、この特別出演は本当に価値の高いものだったと思います。
そして、ガイチのお気に入りの「オルゴール博物館」が、我が大学から徒歩三分のところにあるのも、ステキな偶然の一つでしょうか(笑)
きりやんのルキーニは、東京がとってもよかったです。
あの笑い声が最初見たときに「ちょっとあざといかな〜」と感じていたのですが、二度目のムラ遠征と東京公演では、狂気っぽいというか、ギャーオヤジー!ステキよその汗臭そうな感じがー!たまらないわー!という感じのステキルキーニでした。
うん、そうなんですよ。
ここまで見たら、大体の方はわかると思うのですが、正直全員良かった。褒めるところしか見つからなかったし、たとえそうでないところがあっても、私がわざわざ指摘する必要性を感じないので、このサイトの日記は今回の月組エリザベートを完全肯定です。
痛い日記だってわかってる!でも好きなんだー!

●第九場
最後のダンス最高だった。
今まで見てきた中で、本当に一番の出来でした。
あのフリは素晴らしかったです。
いつも、さえこ!さえこ!さえこ!(コール)と思いながら見てました。
ほんとのほんとにステキだったー!
そしてさららんのカゲソロが、私は歴代の最後のダンスの中で、一番好きでした。
そして歌い終わった後の拍手の凄さにも感動しました。

●第十場〜第十七場
とにかくさえちゃんが美しかった・・・・というか、そこしか見なかった・・・・・。
えーと、昨日も・・・・昨日も綺麗でしたよ!ステキでした。
シシィに死へと誘って拒否られた後、悔し紛れにカマトトぶったお辞儀をするさえちゃんのアレがスーパーステキで、スーパー好きでした。
(お前は好きとかステキ以外にいえないのか・・・・)
最後の「エーリーザーベ〜〜ェェェェィィィトゥ!!」と歌いきった後に退場するとき凄まじい拍手が起きて、私も鬼のように拍手をしましたよ。
なんだかとても嬉しかったです。

第二幕
●第一場
きりやんがいつものように「ランラン・・・」と拍手の中を登場。
いつものように美女を探し・・・ますが、見つからないようで、「今日は千秋楽なので、皆綺麗ですよ〜。というわけでホレッ!」という感じで、懐から持っていたバラをポンッ!と投げました。
最前列の方が受け取られたようで、それを残念がりつつ、「おめでとうございます、貴方が最後の美女に選ばれました。嘘をつくのももう最後、ハトが出ますよ〜!」の掛け声に拍手喝采でした。
これが唯一、アドリブらしいアドリブだったかな。
きりやんらしい、可愛くて明るいアドリブでした。
でも嘘なんて・・・・選ばれたら嬉しいけど、でも複雑ですよ!(笑)

●第二場〜第四場
「私が踊る時」で銀橋に出てきたときの、あさこちゃんのドレスを間近に見たときの気持ちは忘れられません。
夢のように美しい生地でしたし、あさこちゃん自身の美しさも際立っていました。
昨日もステキでしたよ〜、もう、それ以外に言うことがないくらいで(笑)
ひろみちゃんや、ビビアン、楠ちゃんもステキ!可愛い!ラブリーだわ〜!という感じでした。

次数制限が来たので、このへんで切ります。
いや、もう一回全部書いたんですが、消えたの!全部消えたの、6000字の大作が!
もう書き直す気力が残っていないので、ちょっともう、休ませて・・・・!

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