ああ、サヨナラだ(@愛するには短すぎる)
2006年8月15日遠征してきました。
13,14,15日と計3回。
特に14日は誕生日ということもあって、その日に宝塚(ムラ)にきて、大好きなご贔屓に会って、素敵な作品を見ることが出来たことをとても幸せに思います。
「愛するには短すぎる」は、タイトルから色々と推察できるところもありながら(笑)、お洒落でおかしくて、散々笑わせておきながら最後にボロッとこさせるという、かなり良い出来栄えで、全体的にもなかなかだったのではないかと思います。
というか私は非常に気に入りました。
うん、まあ、最近は「暁のローマ」がかなりツボだったのですが(笑)
作品全体に流れる懐かしい感じは、サヨナラには不向きかなあと思いましたが、その空気の中で積み重ねてきた時間に別れを告げるラストの対比が鮮やかに決まり、これ以上ないサヨナラの演目だったのではないでしょうか。
わたるちゃんは、誠実で真剣でどこか自分を抑えこんでいる人物でしたが、となみちゃん演じるクラウディアと出会うことで自分の過去にもう一度出会う。そこから過去が溢れて、思いも過去のものから一気に進んでしまって、抑えていたものも全て溢れてしまって・・・・といったような、落ち着いた眼差しがとても素敵な役柄でした。
台詞のひとつひとつが誠実で本当によかった。
となみちゃんも魅力的な女性でしたが、一つだけ難があるとすれば、あのヒロインの口調!
「そりゃ、あたしだって・・・」とか「それじゃ、帰るわ(はすっぱな言い方なのよ〜)」とか・・・・自然な口調を目指したんだと思うのですが、私はちょっと・・・・と思ってしまいました。
宝塚は日本人から絶滅しかかっているような台詞が良いんだと思うし、それが一番似合っていると思うので、そのへんは少し改めてほしいかなあと・・・。
トウコちゃんは正直、大劇場でやってきた役柄の中で一番の役どころだったように思います。
コミカルで洒脱で、要所の台詞をしっかり言う。しかも最初はトウコちゃんの歌からはじまるんですよ!オギャーという感じですよ!
わたるちゃんとガッチリ組んでのお芝居、歌共に「ああ、いいなあ」と素直に思わせてくれました。この芝居がこんなに面白かったのは、トウコちゃんによるところがかなり大きいと(個人的に)思います。
私の大事なあの子はコミカルな演技に挑戦し・・・うん、まあ、新境地開拓というか見せ場はありました。ドッと湧いたところもあったし、うん、まあ、よかった(ホッ)
本当に、今回はそれぞれの長所を活かし、見所を加え、新境地を開拓するひともあり、これまでの総決算をするひともありで本当に宝塚ならではの温かい作品だったなあと心底感じています。
最近では珍しく誰も死ななかったし、悪いひとなんていなかったし(あえていうなら伯爵ですか)、あれだけ笑ったのに最後にはハンカチを取り出してしまったりと、とにかく、とにかくよかったんですよー!(笑)
衣装もとっかえとっかえでかなりたくさん衣装を取りかえていました。
特にダンスパーティの場面、毎日毎公演、わたるちゃんの衣装が変わるようです。
私はわたるちゃんの思い出の公演を全て着るのかなーと思うのですが・・・・今日って「大海賊」の衣装だったような気もしないでもありませんが・・・・そのうちラダメスとか玄宗とかで出てきたら楽しいだろうなあと心底思います。
本当に良い公演でした。
ショーの感想はまた後日!
13,14,15日と計3回。
特に14日は誕生日ということもあって、その日に宝塚(ムラ)にきて、大好きなご贔屓に会って、素敵な作品を見ることが出来たことをとても幸せに思います。
「愛するには短すぎる」は、タイトルから色々と推察できるところもありながら(笑)、お洒落でおかしくて、散々笑わせておきながら最後にボロッとこさせるという、かなり良い出来栄えで、全体的にもなかなかだったのではないかと思います。
というか私は非常に気に入りました。
うん、まあ、最近は「暁のローマ」がかなりツボだったのですが(笑)
作品全体に流れる懐かしい感じは、サヨナラには不向きかなあと思いましたが、その空気の中で積み重ねてきた時間に別れを告げるラストの対比が鮮やかに決まり、これ以上ないサヨナラの演目だったのではないでしょうか。
わたるちゃんは、誠実で真剣でどこか自分を抑えこんでいる人物でしたが、となみちゃん演じるクラウディアと出会うことで自分の過去にもう一度出会う。そこから過去が溢れて、思いも過去のものから一気に進んでしまって、抑えていたものも全て溢れてしまって・・・・といったような、落ち着いた眼差しがとても素敵な役柄でした。
台詞のひとつひとつが誠実で本当によかった。
となみちゃんも魅力的な女性でしたが、一つだけ難があるとすれば、あのヒロインの口調!
「そりゃ、あたしだって・・・」とか「それじゃ、帰るわ(はすっぱな言い方なのよ〜)」とか・・・・自然な口調を目指したんだと思うのですが、私はちょっと・・・・と思ってしまいました。
宝塚は日本人から絶滅しかかっているような台詞が良いんだと思うし、それが一番似合っていると思うので、そのへんは少し改めてほしいかなあと・・・。
トウコちゃんは正直、大劇場でやってきた役柄の中で一番の役どころだったように思います。
コミカルで洒脱で、要所の台詞をしっかり言う。しかも最初はトウコちゃんの歌からはじまるんですよ!オギャーという感じですよ!
わたるちゃんとガッチリ組んでのお芝居、歌共に「ああ、いいなあ」と素直に思わせてくれました。この芝居がこんなに面白かったのは、トウコちゃんによるところがかなり大きいと(個人的に)思います。
私の大事なあの子はコミカルな演技に挑戦し・・・うん、まあ、新境地開拓というか見せ場はありました。ドッと湧いたところもあったし、うん、まあ、よかった(ホッ)
本当に、今回はそれぞれの長所を活かし、見所を加え、新境地を開拓するひともあり、これまでの総決算をするひともありで本当に宝塚ならではの温かい作品だったなあと心底感じています。
最近では珍しく誰も死ななかったし、悪いひとなんていなかったし(あえていうなら伯爵ですか)、あれだけ笑ったのに最後にはハンカチを取り出してしまったりと、とにかく、とにかくよかったんですよー!(笑)
衣装もとっかえとっかえでかなりたくさん衣装を取りかえていました。
特にダンスパーティの場面、毎日毎公演、わたるちゃんの衣装が変わるようです。
私はわたるちゃんの思い出の公演を全て着るのかなーと思うのですが・・・・今日って「大海賊」の衣装だったような気もしないでもありませんが・・・・そのうちラダメスとか玄宗とかで出てきたら楽しいだろうなあと心底思います。
本当に良い公演でした。
ショーの感想はまた後日!
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