超ご無沙汰しております。
皆様お元気でしょうか。
久々に「これは!」と思える作品に出会ったので、是非この感動を永久保存!と思いまして、こちらの日記へやってきた次第です。
幾多の苦難を乗り越えてイギリスへ行ってきたのですけど、もうイギリスのミュージカルってワンダフル!素晴らしいの連続でした。
もちろん全てのミュージカルが素晴らしかったのですけど、何が一番良かったって

「Billy Elliot」

です。
映画「リトルダンサー」の舞台版なのですが、これはやばい、ほんとにやばい。
12〜15歳くらいの声変わり前の少年達が踊りまくり歌いまくるという最高のミュージカル。
ちなみに公開された年のローレンス・オリビエ賞を総なめにしたミュージカルです。
しかも皆「とっても」という言葉を百万回つけたいくらい上手い!
まさしくBESTでした。

1幕最後のダンスと2幕に「貴方は踊る時、何を感じますか」という問いかけに応えた歌とダンスはもう圧巻。
「説明できない、突然燃え上がったみたいな・・・まるで身体中を電流が走ったみたいな、鳥になって高く飛んでいくような気持ちになるんです。解放されたみたいに――自由に!」といった感じの歌を、あどけない声の少年達が歌う歌う。
それがもう、本当に可愛らしくていじらしいのです。
しかもタップもモダンもジャズもバレエもオッケーなビリーが、その説明できない気持ちを踊りで表現するのですが、これがもうもう本当に素晴らしかった!
もう私、超号泣。
ちなみに今現在ビリー役の少年は4人いますが、私を超号泣させてくれたビリー役はCorey君です。
(*愛の天使としか思えない可愛さです)
たとえ辞めさせられたとしても抑えられない、バレエに対する熱、バレエに対する愛、そして才能を遺憾なく発揮してくれるので、「この子には未来がある」「スターになる」と皆が一生懸命になってしまうのも思わず納得。
「なんとかしてあげたい!」と否応無に感じてしまうのです。

ストライキ真っ最中の炭鉱が舞台の、決して派手ではなかった映画からのミュージカル。
他にも「彼はスターになる」と歌って、ストライキの仲間達を裏切って仕事に行く(バレエ学校に通わせるお金を作るため)父親の姿がまた泣けます。
他にも女装趣味の親友マイケルやバレエ教師、そしてバレエを習う女の子達・・・とにかく皆素晴らしいミュージカルでした。
こんなの見せられたら、日本のどんなミュージカル見たって色あせて見えちゃうよ!(というくらい感動した)
最後は可愛らしく女性はチュチュ、男性はそれぞれの服にチュチュをつけて登場し、ビリーの男の子もチュチュをつけ、タップを踏み、ラインダンスをやり、とにかく踊りまくります。
いや〜、こんな充実したミュージカルは久し振り!

とにかく大感動してしまったミュージカルでした。
しかも3回見たうち一人が黒人の男の子で、人種を超えた素晴らしい演技にこちらも感動。
是非全員コンプリートしたい〜!
また観たい〜!
と思わせてくれたミュージカルでした。

今、これと「Mary Poppins」のCDを繰り返して聴いています。
電車の中でも聞きたいし、やっぱりi podを買おうかしら〜と思ってしまいました。

他、レ・ミゼ、オペラ座、ライオンキング等、ありえないほどすばらしかったです。
そして感じたこと。
日本にはスターが少なすぎる!
同じ人が色んな役を何度もやるのは素晴らしいことですし嬉しいですが、やっぱりたくさんの人に活躍してもらったほうが、よりよい作品に繋がるのかな〜と思ったりしました。
なんていうか舞台もすごかったけど劇場もすごかったですよ。
そして最後にもう一つ。
イギリスの素晴らしい点、それは

子供のお行儀が非常に良かったこと

です。
バカ親が多い日本の今日この頃、最低限のしつけはやっぱり必要だなあと改めて感じさせてくれました。
劇場はもちろんですけど、普段のしつけからしてもう違うよ。
劇場だって一度赤ちゃんが泣いてしまった以外、本当に皆お行儀よく良い子にしていました。
こういう躾けの差がやはり将来出てしまうんだろうなあ・・・と思います。

あ〜本当に楽しかった!
また是非是非行きたいです。

コメント

nophoto
Conyers
2011年10月4日21:05

I’m impressed! You’ve maanegd the almost impossible.

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